Windows 10のタスクバーをちょっぴりカスタマイズ、TranslucentTBとFalconXの使い方
多分今回取り上げるカスタマイズは具体的な使い勝手にはほとんど影響がないと思います。ですが、見慣れたWindows 10のデスクトップの雰囲気をちょっと変えられます。
タスクバーを半透明化出来る「TranslucentTB」と、タスクバーのアイコンを真ん中に寄せる「FalconX」です。
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TranslucentTBの導入の方法
TranslucentTBはストアアプリ化されたツールです。導入はとても簡単で、面倒な設定も不要。
インストールはストアのアプリから行ないます。
直接探す場合は、タスクバーの手提げ袋形のアイコンをクリックし、
ストア アプリを起動し、検索のフォームに「Translucent」と入力するとアプリが見つかります。
こちらのページからインストールボタンをクリックし
インストールが完了したらあとは起動ボタンをクリックするだけ操作は完了です。
自動起動が行われる設定になっていますので、次回からはOS起動時に自動的にTranslucentTBが起動。タスクバーの透明度が設定通りに変更されます。
TranslucentTBの設定
TranslucentTBにいろいろな状態でタスクバーの透明度などを選択出来る設定があります。と言いますか、設定らしきものはこの透明度の具合の設定ぐらいしかありません。
使ってみて見やすく、自分で見た目がクールだ、と感じるあたりの設定を見つけましょう。
通常の状態のタスクバーの透明度は設定メニューの「Regular」から指定します。
他にはどれかのアプリをフルスクリーン表示したときのタスクバーの表示をどうするか、スタートメニューを出したときの透明度をどうするか、コルタナのウィンドウを出したときの動作、タイムラインを開いたときにはどうするか、といった設定が行えます。
個人的には透明度を一番高くしてしまうと、タスクバーの通知領域が折りたたまれた部分の表示がとても見にくくなるので、「Fluent」の設定が使いやすい感じです。
色々と試してみてください。
また設定ファイルを直接修正することで透明度を数値で指定することも出来ます。
ちなみに透明度などの雰囲気はこんな感じです。
Clear
Opaque
Blur
Fluent
FalconXの導入
FalconXにはデスクトップアプリ版とストアアプリ版の2種類があります。
デスクトップアプリ版はインストール不要のいわゆるポータブル版と言われる形態になっています。サイトからZIPアーカイブを取ってきて解凍、中に入っている実行ファイルを起動するだけでOKです。
ストアアプリ版はストアのアプリから導入して実行します。ただ、こちらは一応有償版となっていて価格は130円です。開発者の方を援助したい場合にはこちらをチョイスするといいでしょう。
今回著者はデスクトップアプリ版で試してみました。
アプリはこちらのアドレスからダウンロードします。
⇒ https://chrisandriessen.nl/web/FalconX.html
ページを少し下にスクロールして、「Download Latest」のボタンをクリックします。
取ってきたZIPアーカイブを解答すると中身はこんな感じになっています。ここで「FalconX.exe」を実行すればOKです。
タスクバーはこんな感じになります。
設定画面はこちらになります。
FalconXの少なくともデスクトップ版ではデフォルトでアプリは自動起動にはならない設定になっていますので、毎回このルックスを使いたい時には設定画面で自動起動のチェックを入れておきましょう。
一見、見た目だけのソフトにも見えますが、高解像度で物理サイズが大きなディスプレイだと、タスクバーのボタンをよく使うときには平均的なポインタの移動量を減らせそうな感じです。
4Kディスプレイなんかだとタスクバーも長大ですから、よく使うアプリはどんどんタスクバーにピン留めして作業効率を上げたいところです。