スタイラスペンが使えなくなった!WinTabドライバ追加インストールで復活
著者手元で色々な用途に便利に使い倒しているASUSの小型2in1 PCのT90Chi、ふと気づいたらN-Trig式のスタイラスペンが反応しなくなっていました。
どうやら何度か行なったシステムのクリーンインストールの際に入れるドライバが足りなかったようです。
が、N-Trig式のスタイラスペンは通常特別なペアリングなどの操作を行なわなくてもパソコン側が反応します。このためプラグ・アンド・プレイ的にドライバを後から入れ直すきっかけになるイベントがありません。
どうやって機能を復活させたらいいかちょっと悩みました。
検索してみると通称「WinTabドライバ」と呼ばれているプログラムを追加インストールすれば機能が復活する可能性があるようです。
今回、著者手元ではこの操作でスタイラスペンが復活しました。その方法をまとめます。
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ドライバはSurface Pro 3のサポートページから
N-Trig式のスタイラスペンなどをサポートするドライバのWinTabドライバ、以前はもう少しオフィシャルな扱いで公開されていたようなのですが、今はなぜかSurface Pro 3のソフトウェアのサポートページから取ってくることが出来ます。
WinTabドライバ ダウンロード
https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=38826
このページを開くと最初は恐らくSurface Pro 3向けのソフトウェア一式をダウンロードする処理が走ってそのファイルを保存する場所を指定するウィンドウが開くと思いますが、こちらは無視してウィンドウを閉じてください。
英文ですが、こちらのページの「Thank you for downloading Surface Pro 3」と書かれた所のすぐ下の行にある「click here to download manually」のリンクをクリックします。
オーバーレイ表示されるブロックを一番下までスクロールすると「Wintab_x32〜」「Wintab_x64〜」と言う名前のファイルがありますのでこちらを取ってきます。
ASUS T90Chiならばx32のほうです。
一見、Surface Pro 3専用のソフトウェアに見えますが、少なくともT90Chiには問題なく適用可能です。
インストール
ドライバのZIP書庫ファイルがダウンロードできたらこれを解凍。
次にインストーラを実行してWinTabドライバ一式を導入します。
これにて操作は完了。
反応しなくなっていたDELLのアクティブスタイラスペンが再度普通に利用可能になりました。
もちろん筆圧検知も大丈夫です。
位置検出精度も高くレスポンスもなかなかのもの。本格的な描画用の液晶タブレットなどには及ばないでしょうが、ちょっとしたイラスト作成などにも便利に使えるかもしれません。
指先では微妙なタッチ操作が行ないにくいので、もちろん普段使いにもとっても便利です。