Windows 10からOneDriveを完全に削除する、OneDriveのアンインストールと再インストール方法
OneDrive以外のクラウドストレージサービスを活用していてOneDriveは邪魔に感じるユーザーもいることでしょう。そのようなユーザーがメインメモリ2GBのサブPCを使っている、と言ったケースなど、少しでもメインメモリの空きを確保したいときにはOneDriveをアンインストール(完全削除)してしまう手もあります。
Windows 10でOSにかなり統合されたように見えるOneDriveですが、今でもアンインストールは可能です。
この記事ではOneDriveのアンインストール方法を説明します。
また、あとからやっぱりOneDriveは必要だった、と言うときのために再インストールの方法も紹介しておきます。
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動作中のOneDriveプログラムを停止する
アンインストールの準備として、まずはタスクマネージャーなどから常駐して動作しているOneDriveのプログラムを停止させます。
まずはタスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを起動します。
タスクマネージャー起動後、表示が「簡易表示」の場合には、画面左下の「詳細」の部分をクリックして詳細表示モードに切り替えます。
タスクマネージャーの画面が詳細表示に切り替わったら「詳細」のタブをクリックします。
詳細タブの表示の中で「OneDrive.exe」を探して選択、画面右下の「タスクの終了」ボタンをクリックして、OneDriveを停止させます。
確認のサブウィンドウが表示されますのでこちらで「プロセスの終了」ボタンをクリックします。
OneDrive本体のアンインストール
続いてOneDrive本体をアンインストールします。
スタートボタンの右クリック、または、WindowsキーとXキーの同時押しで表示されるメニューからコマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者で実行します。
そしてPowerShellなどの画面に次のコマンドを打ち込み、Enterキーを押します。
32bitの場合:
C:¥Windows¥System32¥OneDriveSetup /uninstall
64bit版の場合:
C:¥Windows¥SysWOW64¥OneDriveSetup /uninstall
アンインストールはこれで完了です。
このあとパソコンを再起動すると、通知領域からOneDriveのアイコンが消えていることが分かります。
さらに気になるユーザーは、次のディレクトリ配下のファイルごとOneDrive関連のディレクトリを削除しておくと良いでしょう。
%UserProfile%¥OneDrive
%LocalAppData%¥Microsoft¥OneDrive
%ProgramData%¥Microsoft OneDrive
OneDriveの再インストール
OneDriveの再インストールは簡単です。アンインストールで使ったプログラムをオプション無しで実行するだけでOKです。
32bit版だとこちら(C:¥Windows¥System32¥OneDriveSetup)、
64bit版ならばこちら(C:¥Windows¥SysWOW64¥OneDriveSetup)のプログラムをダブルクリックして実行するだけでOKです。
インストーラーが起動してすぐにOneDriveが復活します。
そのあとはOneDriveにサインインしての初期設定を行うと、
OneDriveの組み込まれた状態のWindows 10に戻ります。
一度OneDriveを消してみたものの、やっぱり必要だった、という場合にはこちらの手順を使ってください。