Windows 10の「新たに開始」でPCをリフレッシュする方法
Windows 10の2017年春の大規模アップデートで導入された機能に、Windows Defenderから実行する「新たに開始」の機能があります。
こちらを使うと、使っているWindows 10を、最新のOSなどの更新内容まで含めた形の初期状態に戻すことが出来ます。
他の方法を使って初期状態に戻すと、Windows Updateもかからないすっぴんの状態に戻ってしまうため、初期化後にもう一度Windows Updateを導入し直す手間が必要になりますが、「新たに開始」を使うとその手間を省くことが出来ます。
以下、こちらの方法を使ってWindows 10の初期化を行なう方法を説明していきます。
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Windows Defenderを起動
まずはWindows Defenderを起動します。
起動するにはいくつかの方法がありますが、スタートメニューを使う方法はこちらです。
タスクバーのスタートボタンをクリック。
次にスタートメニューのプログラムの一覧を下にスクロールするなどして「W」のリストまで持って行きます。
「W」から始まるプログラムの一覧までたどり着いたら、盾型のアイコンの「Windows Defender セキュリティ センター」をクリックします。
今のWindows Defenderのポータルである「Windows Defender セキュリティ センター」が起動します。こちらから操作を行なっていきます。
「新たに開始」をスタート
「新たに開始」機能を起動するには、Windows Defender セキュリティ センターの「デバイスのパフォーマンスと正常性」のページを使います。
ハート型のアイコンのボタンをクリックします。
そのページを下にスクロールすると「新たに開始」の項目が出てきますので、「追加情報」をクリックします。
「新たに開始」のページに表示が切り替わりますので、こちらのページで「開始する」ボタンをクリックします。
新たに開始の機能が起動して、背景がグレーアウトした上にこちらのウィンドウが表示されます。
こちらで「次へ」ボタンをクリックします。
「お使いのアプリは削除されます」というウィンドウで、「新たに開始」処理の中でアンインストールされるアプリのリストが表示されます。
問題がなければさらに「次へ」ボタンをクリックします。
ウィンドウの内容が「始めましょう」というタイトルのものに変わりますので、「開始」をクリックすることで初期化処理が始まります。
あとは経過を見ながら放っておくだけで、数十分ほど待つとWindows 10はその時点で最新の更新を導入した上での初期状態に戻ります。
初期化処理の終了後、サインインするとデスクトップに削除されたアプリの一覧を記載したファイルが置かれています。
こちらの中身をチェックして、
必要なアプリをインストールし直すことで初期化前の状態を取り戻すことが出来ます。