隠しファイル・フォルダ・拡張子などを表示する。フォルダーオプションの使い方
Windowsでのファイル操作の要となるアプリ、エクスプローラは「フォルダーオプション」から表示などの各種の細かな設定を変更できます。
この変更によって、ユーザそれぞれが使いやす操作にカスタマイズすることが可能になっています。
ここでは「フォルダーオプション」を利用した、表示・操作方法のカスタマイズの一部を紹介します。
フォルダーオプションの開き方
Windows 10のフォルダオプションは、リボンの「ファイル」タブ、もしくは「表示」タブの「オプション」から開くことが出来ます。
「ファイル」タブの中から開く場合は「フォルダーと検索のオプションの変更」クリック。
下記の「フォルダーオプション」のウィンドウが開きます。
隠しファイル・フォルダを表示する
Windowsではユーザが利用しないようなファイル・フォルダ、触って欲しくないファイル・フォルダは隠してありますが、一部の詳細な設定などを行なう際には、それらが必要となるケースがあります。
このために、隠しファイル・フォルダを表示するオプションが用意されています。
「フォルダーオプション」の「表示」タブ、「ファイルとフォルダーの表示」で、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを付けると、この設定を行なうことが出来ます。
隠しフォルダが表示されました。
アイコンの色が薄くなっているのが、標準の設定では表示されない隠しフォルダーです。
全てのファイルの拡張子を表示する
Windowsの初期設定では、Windowsに登録済みの形式のファイルに関しては、拡張子の表示が省略される設定になっています。
これをやめて、全てのファイルの拡張子を表示するようにも出来ます。
そのためには「フォルダーオプション」の「表示」タブの中の、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。
こうすることですべてのファイルの拡張子が表示されるようになります。
拡張子が表示されました。
チェックボックスでファイル選択を可能にする
Windows 8からの機能だと思われますが、ファイル選択をチェックボックスにマークを付けることで行なうことが出来るようになっています。
チェックマークの表示は複数ファイルの選択時に便利な機能で、複数のファイル・フォルダの選択を行なう際に、マウスの左ボタンのみで操作を行なうことが出来るようになります。
この設定も「フォルダーオプション」の「表示」タブで行ないます。
「チェックボックスを使用して項目を選択する」にチェックを付けるとOKです。
マウスを重ねたアイコンには左肩にチェックボックスが表示されるようになりました。
このチェックボックスにチェックを入れていくことで、複数のファイルの選択をマウス左クリックだけで行えるようになります。
ここで紹介したものはフォルダーオプションの操作のごくごく一部です。
フォルダーオプションでは他にも紹介しきれない程の様々な設定が出来ますので、自身の環境に合わせて色々と操作してみてください。