Windows10のエクスプローラーを使いこなす。起動時の表示変更と日付の絞り込み方法
今回はWindows 10で(ファイル)エクスプローラーを使いこなす上でちょっと便利なTIPS 2つを取り上げます。
1つはエクスプローラー起動時にクイックアクセスではなくPCの中身を表示する設定。もう1つはファイルの更新日時による絞り込みをワンタッチで行える方法です。
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起動時の表示をPCに変更するには
まず一つ目のエクスプローラー起動時にデフォルトで表示される内容を、クイックアクセスではなくPCに変更する方法です。
Windows標準のドキュメントやピクチャといったフォルダをあまり使わずに、ファイルやフォルダの管理をユーザー自身が自分で作成した環境で行なっている場合には、エクスプローラーが起動したときに表示されているのはPCの中身の方が便利なことが多いかもしれません。
そういった使い方向けに初期状態で表示する内容をクイックアクセスからPCに変更する方法を説明します。
まずエクスプローラーを起動します。
次にリボンのタブを「表示」に切り替え、リボンの右端にある「オプション」ボタンをクリックします。
すると次の「フォルダー オプション」のウィンドウが開きますので、「全般」タブの一番上、「エクスプローラーで開く:」の後ろのプルダウンメニューで選択を行ないます。
メニューには「クイックアクセス」と「PC」がありますので、こちらで「PC」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
エクスプローラーを起動すると、デフォルトで開かれるのはPCの内容になります。
ワンタッチで更新日付による絞り込みを行なうには
次にファイルを更新日付で絞り込んで表示を行なう方法です。
紹介する方法を使えばほとんどワンタッチと言えるような簡単さで対象の日時に更新を行なったファイルだけを表示させられます。
まずはエクスプローラーで目的のフォルダを開きます。
次にリボンのタブを「表示」に切り替えます。
その次に表示方式を「詳細」に変更します。
続いて「日付時刻」のフィールドにポインターを重ねたときに出る「v」の部分をクリックします。
するとカレンダー表示を含むサブウィンドウが開きます。
しばらく待つと簡易的な絞り込みパターンが表示されます。
こちらをチェックすることで用意されたひな形にそったファイルの絞り込みが可能です。またカレンダーで日付を使ってオリジナルの絞り込み条件を設定することも出来ます。
ひな形にある「先週」の絞り込みを使うと、こんな形で表示するファイルを限定することが出来ます。
この絞り込みを使うことで作業の時系列ごとに対象となるファイルを絞り込んで発見、利用がやりやすくなります。