ファイル操作アプリ、エクスプローラのアドレスバーのちょっと便利な機能と使い方
Windowsでファイル操作を司るアプリ、エクスプローラはWindowsのバージョンが上がるごとに改良が加えられてきています。
より新しいエクスプローラほど、アドレスバー部分にもいろいろな仕掛けが追加されていて、使いこなせるとちょっとうれしい機能が組み込まれています。
ここでは、Windows 10のエクスプローラのアドレスバー周りのちょっと便利な機能と使い方紹介します。
アドレスバーからフォルダを直接移動
エクスプローラのアドレスバーは、通常の状態だとWebサイトのナビゲーションバーのような表示になっていますが、この部分には何気にいくつかのボタンが仕込まれています。
全て「>」で区切ってフォルダ名が表示される形になっていますが、このフォルダ名部分はボタンになっています。表示されているフォルダ名の部分をクリックすることで、直接そのフォルダへの移動が可能です。
下記のパターンだと「sample」の部分をクリックすれば、sampleフォルダにそのまま移動できます。
同じ階層のフォルダ一覧表示と移動
フォルダ名の区切りの「>」は、同じ階層にあるフォルダのリストのプルダウンメニューを開くボタンが仕込まれています。
もちろん、プルダウンメニューからフォルダ名をクリックすれば、そのフォルダに移動することが出来ます。
フォルダのフルパスをコピー
アドレスバーの後ろ側の空白の領域をクリックすると、
表示されているフォルダのフルパスが文字列で表示されるようになります。
文字列ですのでコピーなどが可能で、ここからパスをコピーして別のソフトに貼り付けたりすることが出来ます。
一つ上のフォルダに移動
アドレスバーの前の上矢印もボタンになっていて、一つ上の階層のフォルダに移動できます。
前に使っていたフォルダに戻る/進む
Webブラウザの戻る・進むボタンと同じような働きをするボタンもあります。
左向きの矢印をクリックすると、一つ前に使っていたフォルダに戻ります。
右向き矢印をクリックすると、この逆の動作をします。「戻る」動作を取り消す形で、フォルダを一つ進みます。