Windows 10用PowerToysに久々の新機能「Awake」追加
Windows 10の機能を補う目的で開発が進められているPowerToysですが、なかなか正式版がリリースされずバージョンはいまだに0.4台。
先日プレビュー版が公開されたWindows 11の機能の一部にはPowerToysのエッセンスも取り込まれていたりで、このソフトのポジショニングがちょっと変わってきた感じもなきにしもあらずです。
そんなPowerToysに久々の新機能が導入されました。Windows側の電源管理の設定をオーバーライドして任意の時間PCをスリープに入らせないようにする機能、「Awake」です。
スポンサードリンク
Awakeの使い方は簡単
今回Awakeが追加になったPowerToysのバージョンは0.41台。この後ろにバグフィックスを反映した枝番がついて現在の最新版は0.41.4です。
肝心のAwakeの使い方自体はとても簡単。
PowerToysのダッシュボードからなら以下の画面で起動したままにしておきたい時間を指定するだけです。
ダッシュボードからはAwakeが有効な間はずっとPCをスリープさせない設定、ユーザーが任意に設定した時間分はスリープさせない設定が使えます。
また、通知のアイコンにはAwake専用のものが追加になっていて、そのアイコンのコンテキストメニューからAwakeの有効化が出来ることになっています。
「出来ることになっている」なんて微妙な表現を用いたのは、著者手元のPCの2台ではどちらもこのメニューからのAwakeの有効化が出来ていない様子だからです。
スリープを止める時間を選んでもコンテキストメニュー上、選んだ機能にチェックマークがつきません。機能自体は有効になっていてチェックだけついていない可能性もゼロではありませんが、無期限を選んでもPowerToysのダッシュボード側の表示には変化がないのです。
ここは早急に何とかして欲しいところですね。この機能はすぐに呼び出せる入り口がないと機能の有用性が大幅にダウンしてしまいますから。
機能が完成すれば、バックグラウンドで何らかの処理をさせながらPCを放置したいときにはものすごく便利な機能になるはずです。
PowerToysのインストールはGitHubから
PowerToysは有志によるオープンソース環境での開発が行なわれています。
物件は誰でもダウンロードしてインストール、活用することが可能です。
PowerToysはこちらのGitHubのプロジェクトページからダウンロードしてください。
一度導入したら、あとはPowerToys自身が更新版のチェックとインストールをやってくれますので、常に新しい機能に触れることが出来ます。