個人向け無償版Teams、ついに正式に全ユーザーに開放!
マイクロソフトのチャット/ビデオ通話/ビデオ会議ファシリティサービス、と言えばいいのでしょうか。ZOOMなどのサービス対抗となるTeams、このほど遂にビジネス向けだけではなく個人ユーザー向けのものがパソコンにも正式に開放されました。
これまでもモバイルデバイスやWeb版でプレビューテストが行なわれていましたが、これが正式版となりPCのアプリからの利用も可能になった訳です。
スポンサードリンク
Teamsのサインインは個人用アカウント
個人向けTeamsではサインインを個人用のMicrosoftアカウントから行えるようになりました。アプリでもビジネス向けアカウントと別枠で管理することが出来て、両方のアカウントを持っているユーザーは並行して利用できるようになっています。
同時にサインインして両方を同時に利用することももちろん可能です。
自然な利用感が実現できて非常に便利な作りですが、「誤爆」が怖い仕組みでもあります。当たり前ですが利用の際には十分に注意を払いたいですね。
Teamsの機能は個人用に限定
個人向けTeamsでは主にビジネスユーザーをターゲットとした機能は利用できなくなっていて、システム・サービスが簡略化されています。
メンバーのチーム管理、一部を除く外部アプリとの連携機能が省かれています。
基本的に「コミュニケーションツール」の機能に絞り込んだサービスになっているイメージですね。新型コロナウィルスの影響でリアルに集まってコミュニケーションを楽しむことができなくなっている状況に対する回避用インフラを意識しているのだと思われます。
公式サイトのトップページのイメージもそんな雰囲気で作られていますから。
本来、個人向けサービスではグループ通話は60分まで、参加人数は100人までの制限がありますが、現時点では制限が緩和されており最大300人が参加しての24時間までの通話が出来るようになっています。
もちろん、回線等々の別の条件で実運用では制約が発生すると思いますけれど。
Teamsのインストールと設定
最後にアプリ版Teamsのインストールと設定方法をまとめておきます。
まだTeamsアプリはUWP化されていないようで、公式ホームページからインストーラをダウンロードして実行することになります。
公式ページのトップにある「無料アプリをダウンロード」ボタンをクリックしてインストーラをダウンロード。
取ってきたインストーラを実行します。
インストールの設定は特に必要ありません。
あとはTeamsのサービスにサインインするMicrosoftアカウントのパスワードを入力。
ID(メールアドレス)はWindows 10側にMicrosoftアカウントの情報を設定してあれば入力不要です。
次に連絡先電話番号を登録し、
SMSで送信される接続用のコードを入力。
名前を設定してやると
Teamsの個人向け機能がすぐに利用可能になります。
使い方、インストール方法は楽ではありますがバージョンアップなどのメンテナンスのことまで考慮すると、このアプリも出来れば早くにマイクロソフトのアプリストアから導入が可能になると良いのですが。