Windows 10 IP版のアラーム&クロックアプリ、インタフェース刷新
使ってみると何気に便利な標準アプリのアラーム&クロック。
使い勝手は悪くないものの、一部に分りにくいユーザーインタフェースが残っていること、シンプルすぎて素っ気ないルック・アンド・フィールが気になると言えば気になるアプリでした。
このアプリにもようやく使い勝手&見た目改善の手が入ることになるようです。
Windows 10のインサイダープレビュー版に新UIを搭載したバージョンが配信されています。
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肝心な部分がすごく分りやすくなったUI
現行の正式版アラーム&クロックアプリの大きな弱点は複数のアラームやタイマーを作って並行して利用できるのに、その追加のUIが今ひとつ分りにくい部分にあります。
世界時計機能でもあるWindows クロックでも同じですね。
画面下の「+」ボタンでさまざまな機能を追加できるのですが、シンプルすぎて一見して分るインタフェースにはなっていません。UIのフラット化トレンドが行きすぎた部分の一つと言えるかもしれません。
新しいアラーム&クロックアプリのインタフェースはそこが整理・改善されて非常に分りやすいルックスになりました。
どの機能も「+ 新しいタイマーの追加」と同様のボタンでそれぞれの機能の追加が行えるようになっています。
そのほかの分りにくいボタンも整理され、より直観的に使いやすいUIになりました。
タイマーはプリセットが4つ
タイマー機能には最初から1分計、3分計、5分計、10分計の4つのプリセットがあります。
それぞれのタイマーもより見やすく使いやすいグラフィックになりました。
アラームも見やすさアップ
アラーム機能もサブウィンドウ的な枠に一つのアラームがまとめられ、
特に複数を併用する際に見やすく設定が行いやすいUIに進化しています。
世界時計機能では時差が確認しやすく
世界時計機能でもそれぞれの地点の時刻・日付が見やすいよう表示が整頓されています。
加えてそれぞれの地点の時差・現在時刻が見やすく比較が行ないやすい表示も選べるようになっています。
ストップウォッチは表示が大きく
ストップウォッチは元々機能がシンプルですから変わる部分は大きくありませんが、とりあえず数字は大きな表示になって、全画面表示などでストップウォッチのディスプレイを行ないたい用途にはより使いやすくなったと言えるでしょう。
この辺りの機能はWindows 10本体とは独立して開発が行なわれているものですから、大きなバグがないのでしたら次のプレビュー版を待たずに先行リリースしてくれるのにも期待したいところです。