Windows 10秋の大規模アップデート、リリースまで秒読み段階に

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Windows 10の2020年秋の大規模アップデートのリリースプレビュー版が完成しました。このビルドを元にしたバージョン20H2がOctorber 2020 Updateとして配信されることになりそうです。

今までの大規模アップデートのネーミングとリリースタイミングの関係から予想すると、今回は10月末から11月になったあたりでの正式公開となるのではないでしょうか。

先日、完成したリリースプレビュー版を導入して内容をチェックしてみました。

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今回もまた外見えは小規模アップデートに

去年の秋の大規模アップデートも同様ではなかったかと思いますが、今回も新機能が少なめでかなり軽いアップデートになりそうです。大規模アップデート、と言うよりもどちらかと言えばちょっと大きめの普通のWindows Updateの雰囲気です。

実際に手元のサブPCに導入してみましたが、更新実行中の再起動は一度のみ。アップグレードプログラムも小さく、かなりローパワーなマシンに導入したにもかかわらず10分かかるかどうかで更新作業が終わりました。

現時点でのOSビルドは19042.546。このあとは正式配信開始までにバグの洗い出し、修正のみが行なわれ、マイナーバージョンのアップのみで世に出ることになると思います。

大きな新機能はほぼなし

Octorber 2020 Updateは小規模な更新で機能面も大きな目玉がないものになりそうです。春以降、ここまでに目新しい大きな機能の実装はありません。

今年春のアップデートの補完的なものになりそうです。

ただユーザーインタフェース回りの細かな調整はあちこちに入っていて、一番目につくところではスタートメニューとWindows Searchのルックスに調整が入ります。

スタートメニューでは表示されるアイコンの背景がOS標準に従うようになるだけなのですが、透過設定にしている場合の見た目の印象はかなり大きく違いますね。

特にプログラム一覧のリストの小さなアイコンは今までよりもかなり小柄に見えるようになるため、リストの見た目がスカスカになったかのような感じを受けます。実際には表示されている数・間隔自体に変化はないはずなのですが。

また、各種設定のコントロールパネル等から設定アプリへの集中も継続して行なわれ続けています。

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