Windows 10 IP版「チャンネル」での初リリースにてスタートメニュー改善

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Windows 10のインサイダープレビュー版に久々の大きめのアップデートが盛り込まれました。スタートメニューのルックスに手が加えられています。

また今回のリリースはプレビュー版の提供のポリシーが変更になってから初めての公開です。「Devチャンネル」にて新要素は公開されています。

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リングからチャンネルへ

Windows 10プレビュー版は従来は「リング」と呼ばれるクラス分けで熟成度の異なるバージョンが別々にリリースされていました。

Fastリングにはオープンアルファ的な、まだプログラムの熟成が進んでおらず安定度が低い新機能が真っ先に提供されていました。

これに対しSlowリングは一般的に言われるところのベータ版的扱いの比較的安定性が高いものが、さらにリリースプレビューリングにはリリース前の最後の確認段階のビルドが公開されていました。

この方式からEdgeやOfficeのインサイダープログラムと同様の形の「チャンネル」というクラス分けで開発中のバージョンの公開が行なわれるようになっています。

従来のFastリングが「Devチャンネル」に、Slowリングが「ベータチャンネル」に相当します。Edge Insiderにある「Canaryチャンネル」はWindows 10のインサイダープレビュー版には存在しません。

クラス分けの名前と概念も変わったようですが、実際の所、ユーザー側からすると使用感にはさほど変化はありません。

今まで通り真っ先にWindows 10の未来の姿に触れたいユーザーはFastリングに代わるDevチャンネルを選択する、という形になるでしょう。

新スタートメニュー

今回、プレビュー版のDevチャンネルにリリースされた新しいスタートメニューでは、タイル部分のアイコン背景にアクセントカラーやテーマの色合いが反映されるようになっています。

従来は固定の色で塗りつぶされていたはずですが、ライトテーマを使っている時にはタイルのアイコン背景がライトテーマらしいトーンに置き換わって統一感のあるルックスになります。

新Edgeのタブの中身もタスク切り替え候補に

さらにEdgeのDevチャンネル版、またはCanaryチャンネル版を使っているユーザーの一部には、Edgeで開いているタブもAlt+Tabで表示されるタスクスイッチの候補として表示される機能が提供されます。

この機能の公開は全ユーザーが対象とはなっておらず、両方の機能の評判を比較しながら開発を進めるカタチを取るのだと思われます。

今までもこういった形で比較しながらの機能選択が何度か行なわれています。

ちなみにこの機能は著者手元のプレビュー版導入マシンには落ちてきていません。

電卓のグラフモードが正式版化

こちらはインサイダープログラムではなく正式版Windows 10の機能となりますが、電卓アプリのグラフ表示モードのベータ表記がついに取れて正式版になりました。

従来通りの使い勝手でグラフの描画画等が行えますが、

さらに機能が追加されて色々なグラフのシミュレーション的使い方も可能になっています。

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