Surface Laptop 3登場!Ryzenシリーズ第3世代搭載モデルも

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マイクロソフトが考える最高のラップトップ、Surface Laptopシリーズも新世代機が発表されました。現地時間の10月2日のマイクロソフトのリリースで、他の多数のSurfaceシリーズのマシン、ガジェットと一緒に公表されています。

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Surfaceシリーズのパソコンの中では最もコンサバティブな、ごく普通のノートパソコンのフォルム・スペックを持つのがSurface Laptopですが、画面に関してはしっかりとSurfaceシリーズの血統を継いでアスペクト比2:3のディスプレイパネルを備えていることが特徴と言えるでしょう。

今回Surface LaptopにはAMDの高性能CPU、Ryzenシリーズの第3世代が採用されていることも大きなトピックとなります。しかも一般に販売されているSKUではなくマイクロソフト専用のカスタムチップになっているところが大きな特徴です。

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15型と13.5型の2ラインに


画像:Gigazine

Surface LaptopシリーズはマイクロソフトのSurfaceシリーズのマシンの中では、価格面でエントリーに近い位置づけがなされている機種です。

それでも他社の搭載CPUが同クラスのパソコンと比べれば高めのプライスタグではあるのですが、使いやすいアスペクト比の高解像度ディスプレイやしっかりしたビルドクオリティを考えると妥当な価格になっていると思います。

今回第3世代となったSurface Laptop 3は従来の13.5型液晶に加え、1回り以上大きな15型液晶搭載のラインが追加になりました。

画面のドット密度をほぼ保ったままサイズを大きくしているので実解像度が高まり、物理的な画面の大きさと合わせより高い生産性を実現できる機種になると思われます。

この15型のラインでは、一般ユーザー向けの機種にAMDの第3世代Ryzenが採用されます。

スペック

Surface Laptop 3の13.5型モデルと15型の企業向けモデルには第10世代のCoreプロセッサが搭載されます。

Core i5とi7がチョイスされていて、統合GPUは高性能なIris Plusグラフィクスになります。こちらもSurface Pro 7と同様に非常に高速なLPDDR4メモリが採用されていることも相まって、従来の統合GPUに対するイメージを大きく打ち破る性能を発揮します。

15型モデルに搭載されるRyzenシリーズのCPUは4コア8スレッド対応のチップだと思われますが、インテルのCore iシリーズに匹敵するCPU性能を発揮する製品です。

さらに統合GPUはマイクロソフトスペシャルのカスタマイズが行なわれたモデルで、ネーミングからすると上位機種が11コアのGPU(704SP相当)、下位機種が9コア(576SP相当)の規模を持つと思われます。

こちらもメインメモリ用としてはかなり帯域の大きなメモリを使っていますので、統合GPUらしからぬ性能を発揮してくれるでしょう。

画面の解像度は13.5型が2,256 x 1,504ドット、15型は2,496 x 1,664ドットとなります。ユーザーの視力に依存しますが、ギリギリスケーリング100%でも使えるぐらいの解像度ではないかと思います。

13.5型ではメインメモリは8GBまたは16GB、ストレージは128GB〜1TBがチョイス可能。15型はメインメモリは最大32GBが選べますが、ストレージは512GBまでとなります。

USBコネクタは3.1 Gen1対応のType-A形状、Type-C形状のものをそれぞれ1つずつ備えています。無線LANはWi-Fi 6対応。Bluetoothのバージョンは5になっています。

バッテリー駆動時間はどちらのモデルも一緒で公称最大11.5時間となります。

重量は13.5型モデルが1.31kgまたは1.25kg。15型モデルは1.54kgとなります。最近のノートパソコンとしては特に軽くはありませんが、15型でもギリギリモバイル環境での利用も可能な範囲ではないかと思います。

アルカンターラ張りでないモデルも

先代のSurface Laptopではキーボード周辺やパームレストに高級合成皮革のアルカンターラが貼られているのが大きな特徴でしたが、Surface Laptop 3ではこれが貼られていない金属そのままのモデルも準備されるようになりました。

手垢による汚れ対策や、金属の感触を求めるユーザーなどへの対応なのでしょう。

特徴が薄れた、とも考えられますが、実利用を考えると妥当な対応策とも言えます。

価格の方は13.5型モデルが12万円台から28万円程度までの展開で、15型モデルは15万円弱から31万円強までの幅での製品展開になります。

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