リアルクアッドコア搭載。先代より本格的な性能のSurface Laptop 2発表
Surfaceシリーズでは唯一の純粋なクラムシェル型ノートパソコンであるSurface Laptopも第8世代のCoreプロセッサを搭載して性能面を一新してきました。
リアルクアッドコアCPUの採用でトータルの処理性能が大きく向上しています。
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第8世代Coreプロセッサ搭載
Surface Laptop 2の最大のトピックはやはりここになると思います。Surface Pro 6同様に第8世代のCoreプロセッサを採用して、薄型ノートパソコンながらリアルクアッドコアの強力なCPU性能を持つに至りました。
定格の動作クロックこそ少し下がっていますが、ターボブースト時の最大動作クロックはむしろ向上。さらに4つのコアとハイパースレッディング対応により最大8スレッドの同時実行が可能となり、対応アプリケーションでは実効性能が大きく向上することが期待できます。
Surface Laptop 2はSurfaceシリーズの中ではエントリー機に近い位置づけの製品ですが、ことCPU性能に関してはモバイルワークステーションと言っても良いレベルの性能を持っています。
筐体などは従来からのキャリーオーバーか?
Surface Pro 6と同様に、Surface Laptop 2も筐体やディスプレイなどは先代から引き継いでいるように見えます。
13.5型で2,256 x 1,504ドットの解像度を持つ液晶パネルを採用。クラムシェル型ノートパソコンながら10点マルチタッチ対応のタッチパネルも搭載しています。
メインメモリは8GBまたは16GB。ストレージは128GB〜1TBのSSDを選択出来ます。
CPUはクアッドコアの第8世代のCoreプロセッサで、Core i5またはCore i7が選択可能。モデルナンバーが明記されていませんので今回も部材のランニングチェンジの可能性があるのかもしれません。
液晶パネルが13.5型と大きめで縦横比が2:3と今のノートパソコンの主流機よりも縦に画面が大きくなっている関係から、操作しやすい巨大なタッチパッドを持つのもこのシリーズの特徴でしょう。
キーボードのフレームやパームレスト部分にはアルカンターラが貼られているのも先代から継承したフィーチャーです。汚れに対してどうなのかは気になる部分ですが、でもこの部分の手触りは最高です。
今回はSモード使わず
先代のSurface Laptopは初のWindows 10 S搭載機としても話題になりましたが、今のUWP版アプリの充実度合いだと実際にはSモードを解除してPro版で動作させているユーザーがほとんどだったのではないかと思われます。
そういったこともあってかSurface Laptop 2ではWindows 10のSモードは利用せず、最初からHome版のWindows 10が搭載されています。
最小構成で13万円台から
Surface Laptop 2はCPUにCore i5、メインメモリ8GB、ストレージを128GBにした最小構成で136,944円の価格になっています。
最小構成でもかなり実用性は高い内容ですから、比較的手軽にSurfaceシリーズのクオリティを体感できる機種になってくれるでしょう。
大きめのディスプレイサイズと高すぎない解像度で、出先での文書作成などには強力な武器になってくれそうです。