お手軽Surfaceタブレット登場!399ドルからのSurface Goって?
Surfaceシリーズの新デバイスについては以前から出所が定かではなく信憑性も分からない色々な噂が飛び交っていました。廉価版Surfaceが出る、2画面端末がどうこう、スマートフォンのやり直しをSurfaceブランドで、等々の噂がまことしやかにささやかれる状況でした。
そんな中、もっとも無難と思われる形の製品が正式に発表されるかたちとなりました。
廉価版のSurfaceシリーズ、今までで最もお手頃価格を実現した2in1 PCとしてSurface Goが発売されます。
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スペック
まずはSurface Goのスペックから。
Surface Goも兄貴分のSurface Proシリーズと同様にタブレット型の本体を基本として、オプションのドッキング可能なキーボードを取り付けることで2in1 PCとなるタイプの機種です。
ディスプレイは10型クラスで1,800 x 1,200ドットの液晶パネルとされています。
CPUには第7世代のCoreプロセッサコアを採用したPentium Gold 4415Yを搭載。
液晶パネルの大きさや価格帯からSurface 3の後継となるポジションだと思いますが、ATOMベースのコアからCoreプロセッサベースのCPUに変更したことでCPU性能は数ランクアップしているはずです。
CPUは2コア4スレッド対応。TDP枠は6Wのタブレット端末向けのSKUで1.6GHz動作。ターボブーストは無効化されています。
メインメモリは4GBまたは8GB。ストレージはeMMC接続のSSD 64GBまたは、SATA3かNVMe対応と思われるSSD 128GBか256GBのものが選択出来ます。
本体のサイズはB5版よりも一回り小さいぐらいの245mm x 175mm x 8.3mm。重量は約521gでかなり軽量、薄型の仕上がりになっています。
インタフェースはWi-FiがIEEE802.11ac対応。Bluetoothはバージョン4.1。モデルによってはLTEモデムを搭載して、携帯回線を経由してどこでもインターネット接続が可能になります。
フロントカメラは約500万画素、リアカメラには約800万画素のセンサーを搭載します。
USB Type-C形状のUSB3.1のポートを搭載。このコネクタはDisplayPortのオルタネートモードを備えていて映像出力も可能になっています。専用ドックとの接続が可能なSurface Connectポート、SDカードリーダも備えています。
バッテリー駆動時間は約9時間。大体1日程度は外出先での作業が可能になると思われます。
インパクトある399ドルからの価格
Surface Go最大のトピックは、やはり最小構成で399ドルからを実現した価格でしょう。
Surface Goの形状からタブレット型の本体のみの価格となりますが、第7世代のCoreプロセッサコアのCPUと4GBのメモリ、64GBのストレージで、ある程度実用性が高い構成を実現しながら400ドルを実現したことにはそれなりのインパクトがあります。
本体のみならば、日本でも5万円を切る価格での購入が出来そうです。
専用のタイプカバーは99ドルから、4096段階の筆圧検知が可能なスタイラスペンは100ドルとされていますので、これらとセットで600ドルからSurfaceらしい使い勝手が実現可能になります。
日本ではセットで7万円を切ってくれるでしょうか。この部分もちょっと気になるところではあります。
Surface Goは日本国内でも数週間以内に先行予約開始。8月2日から発売となる予定です。