プレビュー版からウォーターマーク消える。Creators Updateいよいよ秒読み
Windows 10のインサイダープレビュー版Fastリングに、3月1日にかけて相次いで2つの新しいビルドが配信されました。2つとも新機能の提供はほぼなく、主にバグフィックス目的のリリースとなっています。
そして通常はプレビュー版の画面右下に表示されているウォーターマークが、ついに消えました。
大規模アップデートの直前、最終段階に入ると、プレビュー版もほぼリリースに向けた物件となるため、このウォーターマークが消えるタイミングが大規模アップデートリリースへの最終段階の合図になっています。
今回もまた大量の新機軸を載せた大規模アップデート、Creators Updateがいよいよリリース間近となったようです。
新機能てんこ盛り
話題のPaint 3Dや、Edgeの機能強化、Windows Inkの機能強化等々、次の大規模アップデートであるCreators Updateにも新機能、新機軸が満載されます。
設定アプリをはじめユーザーインターフェイスの熟成も進みます。
また、HoloLensに搭載されているMR向け機能が全てのWindows 10に内蔵されるようになるはずです。そう遠くないうちに比較的安価なヘッドマウントディスプレイで、HoloLensに近い体験が出来るようになることが期待されます。
気になる変更も
その中で一部ちょっと気にしておく方が良いかもしれない変更もあります。
設定アプリの「アプリ」の項目の中に、そのWindows 10にインストール可能なアプリをストアアプリのみに限定する機能が盛り込まれているのです。
今のところはストアアプリだけで多くの用途を賄いきることはまだまだ難しい状況ですが、マイクロソフトとしては将来的にはデスクトップアプリをなくしたい、という意図があるのかもしれません。
もしかするとCreators Updateがそのスタート地点となる可能性もありそうです。
3月中にリリースできるか?
プレビュー版からウォーターマークが消えて、従来ならばRC版と呼ばれたと思われるビルドも準備できています。
今までのリリースのペースを考えると、Creators Updateは3月中に配信が開始されるかもしれません。