またもスタートメニュー変更?プレビュー版ビルド14942でGUIの調整
先日リリースされたWindows 10のAnniversary Updateでスタートメニューのインタフェースに調整が入ったばかりですが、はやくもまたスタートメニューに手が入るのか?という形の修正が、インサイダープレビュー版に配信されました。
既にしっかりと動く形になっていますが、今度はすべてのアプリの一覧または、タイル部分のON/OFFが可能になるようです。
設定項目は「Hide app list in Start menu」
日本語版でもまだ日本語訳が当たっていませんが、設定アプリ内の設定項目名は「Hide app list in Start menu」。スタートメニューのアプリ一覧を隠す、でしょうか。
このスイッチをONにすることで、基本はスタートメニューからアプリ一覧や、よく使うアプリを表示するリスト部分を消して、スタートメニューをタイル表示のみに切り替えることが出来ます。
スタートメニュー左上に3つ並んでいるボタンの一番下をクリックすると、今度は逆にタイル部分を消去して、アプリ一覧だけのスタートメニューにすることも出来ます。
タイル表示部分が邪魔と感じているユーザーには適当な表示になるかもしれません。また、タイル部分はそれなりに表示エリアを食いますので、画面の解像度的にその部分が邪魔だった場合にも適当な表示になるかもしれません。
また3つ並ぶボタンの一番上、三本線が並ぶアイコンのボタンは、スタートメニューの左端に表示されている列を拡大表示するものです。
「アクティブ時間」を18時間に拡大も
このビルドのPro版などでは、Windows Updateで必要となる再起動を回避する「アクティブ時間」の長さを12時間から18時間に拡大できるようになります。
ただし、Home版では現状、アクティブ時間は12時間に据え置かれたままです。
次の大規模アップデートを睨んでの配信か
タイミング的にはなんとも難しいところで随分と大きなGUI変更を入れ込んできたように感じます。Anniversary Updateでスタートメニューの改善を入れてきただけに、随分と速い動きです。
新しい形式での表示では、スタートメニューのそれぞれのモードがかなり単機能化するようなイメージでしょうか。よりシンプルな表示を望むユーザーには適したモードかもしれません。
既に大きな不具合もなくそれなりに安定して動いている感触ですので、年2回という大規模アップデートの次のものには確実に載ってくる形になりそうです。