Windows 10 Anniversary Updateがやってきた!
現地時間8月2日、マイクロソフトはWindows 10のAnniversary Updateの配信を開始しました。(したはずです)
著者のところには8月2日中にはWindows Update経由では更新プログラムが落ちてきませんでしたが、開けて8月3日、サブで利用しているモバイルノートPCの方に配信されました。
現在、既に全世界で3億5千万台以上のパソコンがWindows 10で動作していますので、それらが一斉にAnniversary Updateの更新プログラムのダウンロードを始めてしまったら、さすがのマイクロソフトの回線もパンクしかねません。
このため、ユーザーごとにある程度ランダムに時間差で配信は行なわれるはずです。
Windows Update経由での配信
通常はこちらの形でアップデートを行なうことになります。
名称はかなり地味で「Windows 10、バージョン1607の機能更新プログラム。」です。
あとは一度、再起動の指示を出すだけです。
システムドライブがSSDならば、モバイルノートパソコンでも1時間半程度で更新が完了しました。
手動アップデートも可能
すぐにAnniversary Updateを入れたいんだけど、なかなか更新が落ちてこない、というユーザーは、手動でアップデートを行なうことも可能になっています。
その際には「設定アプリ」の「更新とセキュリティ」の中の「Windows Update」の画面で、「詳細情報」をクリックします。すると以下のページが開きますので、こちらの「Anniversary Updateを入手する」をクリックします。
すると、「Windows 10更新アシスタント」というプログラムがダウンロードされますので、こちらを実行してやればOK。あとは基本自動で更新プログラムのダウンロードから、アップデート処理一式まで実行してくれます。
OSのビルド番号は14393.10
Windows 10 Anniversary UpdateのOSのビルド番号は14393.10となっています。
直前に配信されたインサイダープレビュー版の最新のものより、小数点以下が若干上がっただけのものでした。プレビュー版に最終的に配信された物件がほぼ、いわゆるRTM版という形だったようです。
スタートメニュー一新
Windwos 10 Anniversary Updateでは一番最初に目に付く部分では、Windows 10で復活したスタートメニューにさらに手が入りました。
すべてのアプリのメニューがなくなり、直接すべてのアプリのリストにアクセスできるようになっています。
その代わりWindowsキーを押したあと、カーソル移動キーだけでは電源のメニューにアクセスできなくなっています。キーボード経由でのシャットダウンや再起動操作は若干面倒になったかもしれません。
こういった使い勝手に関しては、Windows 10では「フィードバック Hub」を通してユーザーの意見をダイレクトにマイクロソフトに届けることが出来ます。これかれからもまだまだユーザーの意見を反映する形で、色々な部分が変わっていくのだと思います。
こういった変化があるのが、これからのWindowsのカタチとなっていくのかもしれません。