MADOSMA上位機種「MADOSMA Q601」登場。”ファブレット”サイズ、Continuum対応。
マウスコンピューターは7月21日、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン、MADOSMAシリーズの上位機種「MADOSMA Q601」を発表しました。
スペックはすべての面で既存のQ501を上回っていますが、もっとも特徴的なのは6型フルHDの大きな液晶を搭載しているところかもしれません。さらにこの液晶パネルにはジャパンディスプレイ製のものを採用し、画質面でも期待が出来ます。
発売は7月28日、直販価格は49,800円です。
MADOSMA Q601のスペック
スマートフォンの心臓となるチップのSoCには、クアルコムのSnapdragon 617を搭載。メインメモリはContinuumでの本格的な利用も考慮しての、余裕のある3GBとしています。
またストレージには32GBを載せて、こちらもWindows 10 Mobileでの使用には余裕のあるスペックとなっています。
マイクロSDカードスロットはSDXC規格に対応して最大128GBまでの容量を認識可能です。
USBコネクタには、上下どちら向きでもそのまま差し込めるUSB Type-C形状のものを採用。ただし、インタフェース規格自体はSoCのスペックの関係から、USB2.0までの対応となります。
リアカメラには1,300万画素のセンサー、フロントカメラには500万画素のセンサーを搭載し、この部分でもMADOSMA Q501のスペックを超えてきています。
サイズは約82.3mm x 160mm x 7.9mmとさすがに大柄です。重量は6型液晶搭載スマホとしては軽めになる約176.5g。
サイズが大きい分搭載しているバッテリーの容量は3,900mAhのかなりの大容量となり、実際の連続使用時間の長さに期待が持てます。
対応する電波帯は、LTEがバンド1/3/8/19/28/41となっていて、TD-LTE(≒WiMAX2+)のバンド41にも対応しているところが特徴的です。
携帯電話向けContinuum対応
SoCにSnapdragon 617を搭載することからも予想されるとおり、MADOSMA Q601では携帯電話向けContinuumに対応しており、Miracastレシーバー経由で外部ディスプレイを利用可能になっています。
外部ディスプレイを利用することで作業効率の改善も狙える、Office Mobileをもちろん搭載しています。
外装デザインを大幅に変更
MADOSMA Q601では外装のデザインも大幅にクオリティアップを果たしています。高精度で加工されたアルミフレームとゴリラガラス3の組み合わせで、高品位かつ丈夫な本体が実現されています。
高いコストパフォーマンス
高品位な外観、アッパーミドルクラスの性能を実現しつつ、MADOSMA Q601は49,800円とかなり戦略的とも思える価格を実現しています。他のWindows 10スマホよりも一回り大きな6型液晶を採用して、コンテンツの閲覧性の高さも期待できそうです。
Windows 10 Mobile搭載機種の選択肢が今一番多いのは日本の市場だと思いますが、その選択肢の中にまた一つ面白い機種が増えることになりそうです。