Windows 10ユニバーサルアプリ版OneDriveアプリ リリース
米マイクロソフトは現地時間5月16日、Windows 10搭載パソコンでも動作する、ユニバーサルアプリ版(UWP版)OneDriveアプリをリリースしました。
このアプリはWindows ストアから無償でダウンロードして利用することが出来ます。もちろん日本語へのローカライズも完了しています。
Windows 10 Mobileからの「逆輸入」版
パソコン向けのWindows 10ではエクスプローラにOneDriveの機能が統合されているため、通常の使用の範囲ではOneDriveのアプリ版やブラウザ版は必要ありません。このため今までは特にOneDriveアプリがインストールされてはいませんでした。
今回公開されたUWP版OneDriveアプリは、機能面ではWindows 10 Mobileに添付されているOneDriveアプリをPCに逆輸入したような格好になります。
操作性はWindows 10 MobileのOneDriveアプリと全く同一です。
今までパソコン側では、OneDrive上のファイルやフォルダの共有設定の際にはブラウザからWeb版のOneDriveにアクセスする必要がありましたが、このアプリをインストールすることでブラウザを使って設定を行なう必要がなくなります。
画面レイアウトは横幅に合わせて最適化
また、アプリのウィンドウの横幅に合わせてアダプティブにレイアウトが変わる機能もしっかりと実装されており、ウィンドウ幅を一番狭い状態にすると、Windows 10 Mobileで動作するOneDriveアプリとほとんど一緒の画面レイアウトになります。
ファイルのドラッグ・アンド・ドロップでアップロード/ダウンロードが手動で行えたり、複数のMicrosoftアカウントを設定して両方ののOneDriveを利用可能な設定が行えるなど、エクスプローラに統合されている機能だけでは出来なかったこともこのアプリから行えるようになっています。