マウス、Windows 10 スマホ第2弾「MADOSMA Q601」を発表。6型液晶搭載 Continuum対応
マウスコンピューターのWindows 10 Mobile搭載スマホMADOSMAシリーズに、上位機種が登場することになりました。本日2月22日、同社より発表が行なわれました。
また、まだ試作品レベルではないかと思われますが、スペインで開催されるMWC 2016会場のマイクロソフトブースで展示が行なわれる予定となっています。
SoCはSnapdragon 617に
従来機種のMADOSMA Q501Aよりも全てのスペックが向上しますが、最も大きな違いは搭載されるSoCがSnapdragon 617となることでしょう。VAIO Phone BizやNuAns NEOにも搭載されたSoCで、MADOSMA Q501Aに搭載されたSnapdragon 410より各種の性能が1ランク以上高いものとなっています。
このSoCを採用したことにより、無線接続でのContinuumに対応することも大きなトピックです。
その他のスペックでは、液晶はジャパンディスプレイ製の6型フルHDのものを採用。メインメモリは3GB、ストレージは32GBとなります。
SIMスロットは二つで、うち一つはマイクロSDカードと排他利用です。無線LANやLTEの対応もほぼフルカバー。TDD-LTEに対応するとされていますので、恐らくWiMAX2+が利用可能になると思われます。
インタフェースはType-C形状のUSB2.0。カメラはリアが1300万画素、フロントが500万画素に強化されています。
本体のサイズはさすがに6型液晶を搭載するだけあって大きめで、82.3mm x 160mm x 7.9mmとなります。重量は176gとなっていますが、サイズ・重量ともに製品がまだ試作段階のため、今後の調整で変化する可能性があります。
注目は価格?
スペックや外装などは、NuAns NEOとVAIO Phone Bizの間ぐらいでしょうか。
液晶サイズが大きな6型と言うことで、いわゆる「ファブレット」端末という形になりそうですね。さすがにこのサイズでは片手操作はかなり手の大きな人でも無理でしょうから、使い勝手的には小型タブレット端末に近くなるでしょう。画面の大きさを活かして、電子書籍リーダなどとしては使い勝手が良さそうです。
製品のポジション的に、価格も注目されるところになりそうです。NuAns NEOが4万円+α、VAIO Phone Bizは6万円弱ぐらいになるのではないかと思われますので、その間の上手な落としどころが見つかると俄然注目度の上がる製品となりそうです。