国内Windows 10スマホ一番乗りか。FREETEL、11/30に「KATANA01」を発売
Windows 10 Mobile搭載スマートフォンの、国内発売がいよいよ近づいてきました。
新しいWindows Phoneの登場を心待ちにしている人もいるでしょう。
そんな中、11月24日、FREETELブランドでSIMロックフリーのスマートフォンを手がけるブラスワン・マーケティングが、11月30日にWindows 10 Mobileを搭載するスマートフォン「KATANA01」を発売することを発表しました。
価格はなんと12,800円(税別)。
なお、公式サイトでは既に先行予約が可能となっています。
スペック
KATANA01は低価格で販売することを目標として、非常にスペックを絞ったスマートフォンになっています。
Windows 10 Mobileスマホをとりあえず試してもらおう、という意図があるのではないでしょうか。
液晶は4.5インチのFWVGA(854 x 480ドット)で、CPUは最高1.1GHz駆動のクアッドコア。メモリは1GBにストレージは8GBと、ミニマムと言える構成になっています。
バッテリー容量は1700mAh、GPS、加速度センサーなどはしっかり搭載しています。
特徴的なのはSIMカードスロットを2つ搭載していることで、そのうち一つはLTEに対応します。LTEはドコモとソフトバンクの通称プラチナバンドに対応可能な電波のバンド構成になっています。
本体のサイズは、66.3mm x 132.8mm x 8.9mmとコンパクト。重量は132gです。
カラーはマットブラックのみですが、別の色の着せ替え用背面カバーが発売予定です。
Continuumの対応はナシ
この端末はスペックが非常に限定的なこともあってか、注目の新機能Continuumには対応しないことに注意が必要かもしれません。
Windowsスマートフォンをビジネスなどで活用するための、一つの大きな特徴に思えるContinuum機能への対応の有無は、人によっては端末購入の鍵になるキーワードかもしれません。
メーカーの意図としては、まずはWindowsスマホを手にとってもらうことを最優先した形になるようです。
上位機種は1月発売予定
FREETELではよりスペックの高い「KATANA02」も平行して開発中で、こちらは液晶にも5型のHD液晶(1280 x 720ドット)のものを採用するなど、より本格的なスペックとなる予定です。
正式な発売日は決定しておらず、1月頃の発売とされています。
なお、こちらの予定価格は、29,800円(税別)となっています。
ドスパラで実機展示開始
ドスパラを展開するサードウェーブでも、Windows 10 Mobileを採用するスマートフォンの実機の展示が開始されています。
こちらは型番は決まったものの、まだ発売時期に関しては発表がありません。
スペック的にはFREETELのKATANA02のほうと同等のスペックではないかと思われます。
こちらもContinuum対応の行方が気になる端末で、より詳細な情報の公開が待たれます。