Windows 10最初の大規模アップデート、通称TH2リリース
米マイクロソフトは現地時間12日より、Windows 10の最初の大規模アップデートを公開しました。
通称「TH2」と呼ばれているものです。
日本語版Cortana搭載
完成度がまだまだであったことから、正式版に搭載されるかどうか疑問視もされていた日本語版Cortanaがしっかりと搭載されて来ました。
ただ、機能面ではまだまだ英語版には及ばない部分だらけではあります。
そのほかの機能向上としては、起動時間の高速化、Cortanaが手書き文字認識をするようになったこと、ブラウザのEdgeの性能・機能向上などが上げられます。
また、画面の見た目の一番大きな違いは、アクティブなウィンドウのタイトルバー部分が、標準状態ではアクセントカラーの色がつくようになったことでしょう。
これで、アクティブなウィンドウが一目で分かるようになり、ウィンドウを移動させる際に捕まえるポイントも間違えにくくなりました。
ビルド番号はプレビュー版の最新と同様
このアップデートのビルド番号は10586となっていて、インサイダープレビュー版の最新ビルドと同じとなっています。
これで一度、正式版の方の内部バージョンがプレビュー版に追いついた形になります。
提供はWindows Update経由
インサイダープレビュー版での新ビルドの提供と同様に、このアップデートもWindows Updateを経由して行なわれます。
アップデートの際には、数回の再起動が必要で、更新には20分~の時間が必要となります。
また、一部の設定はリセットされて初期状態に戻る点には注意が必要かもしれません。