Windows 10プレビュー版、ビルド10565のインストールイメージ公開
先日リリースされたWindows 10のインサイダープレビュー版、ビルド10565ですが、このバージョンでは、製品のアクティベーションの際にWindows 7、8、8.1のライセンスキーを利用して直接認証が行えるようになっていました。
ですが、このバージョンのプレビュー版をクリーンインストールできるインストールイメージが存在しなかったため、ほぼ意味のない機能となってしまっていました。
米マイクロソフトは現地時間15日から、この機能に対応できるインストール用のISOファイルの配布を開始しています。
同社のGabriel Aul氏がTwitter経由でこの件に関する発表を行っています。
プレビュー版用ISOイメージファイル公開
Windows 10の正式リリース前に公開されたイメージファイルが、これまでの最新のインストールイメージファイルでしたので、今回の新ISOファイル公開は、数ヶ月ぶりの更新となります。
正式版のリリース後は、プレビュー版をISOイメージからクリーンインストールしようとしても、アクティベートする手段がなく、事実上クリーンインストールが不可能となっていましたが、これでやっと、プレビュー版のクリーンインストールも再開された形になります。
Windows 10インサイダープレビュー版のISOファイルのダウンロードページ(英文)
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso
アクティベーションには正規のライセンスが必要
ただ、やはり正式版公開後と言うこともあり、インサイダープレビュー版の新規アクティベートには、Windows 7、8、8.1またはWindows 10の正式なライセンスが必要になります。
正式リリース以前のように、テストユーザ向けの仮のライセンスキーが公開されることはないようです。
今後新たにインサイダープログラムに参加してWindows 10プレビュー版を使い始めてみたい方も、正規のライセンスを入手する必要があります。
プレビュー版とはいえ、現在のビルドは、Windows 10正式版全ての機能を含んだ上で、その上に新たな機能を積み上げる形の開発が行われたものですから、この対応も当然と言えば当然のものかもしれません。
正式版リリース前にインストールしてアクティベートしていたWindows 10プレビュー版は、もちろん、今後もそのまま使い続けることが可能です。