ほぼ正式版(RTM)登場か、Windows 10プレビュー版、ビルド番号10240公開
米マイクロソフトは現地時間の16日、Windows 10プレビュー版の最新の更新を公開しました。
この更新によりビルド番号は10240となり、内容的にはこのビルドが正式版リリースに向けての(ほぼ)最終形となったと思われます。
ビルド番号10240
現地時間の16日に公開されたバージョンは、ビルド番号が10240。プレビュー版のアップグレードポリシーの設定が「Fast」「Slow」両方の利用者に配布されています。
このビルドでは、画面上、右下に表示されていたプレビュー版の文字とビルド番号が消えました。
また、システムのバージョン情報に表示されるエディション名から「Preview」の文字も消えています。Windows 7 Home Premiumからアップグレードしたパソコンでは、エディションが「Pro」ではなく「Home」になっているのも確認できます。
ライセンス条項からプレリリース版の表記が消える
アップグレード直後には、それまでのプレビュー版では表示されていなかった、ライセンス条項とそれへの同意を確認する画面が表示されるようになりました。
また、その際に表示されるライセンス条項からはプレリリース版の表記が消えています。
以上のような状況からビルド番号10240の物件が、正式(RTM)版そのものの物件であると思われます。
上記スクリーンショットではライセンス条項が英語表記となっていますが、これは筆者の使用したシステムが、英語版だった時期のWindows 10プレビュー版に日本語の言語パックを追加したものを使用しアップデートを行ってきたためによるものと思われます。
ビルド番号10162の物件など、新しいISOイメージからのクリーンインストール、そしてもちろん正式版のインストールの際にも、ライセンス条項は日本語で表示されるはずです。
なお、インサイダープレビュー版の提供は停止したままのため、現時点でこの物件を受け取ることが出来るのは、既にインサイダープログラムに参加してプレビュー版のインストールを行っていた人のみとなります。
正式リリースまでは若干の修正が入るのみ?
Microsoftによれば、正式版のリリースまでにはまだ若干の更新とストア アプリのアップデートが行われるとのことですが、Windows 10本体はどうやらこれで(ほぼ)最終形となる模様です。
まさに「いよいよ」といった感が高まってきました。