Windows 10プレビュー版、ビルド番号10166公開
米マイクロソフトはアメリカ時間で9日、Windows 10のインサイダープレビュー版にビルド番号10166の新しいアップデートプログラムを公開しました。これで、ビルド番号10158以降、連日のような矢継ぎ早のアップデートが4回繰り返されたことになります。
(画像:窓の杜)
アップデートはバグ修正がメイン
今回のアップデートはバグの修正や細かな調整がメインで、大きな機能面での追加・変更は含まれていません。Windows 10としては、完成版にかなり近づいたもの、とも考えられます。
Windowsフィードバックが自動表示されるケースも
ビルド番号10166では、Windows 10をある程度の時間以上利用していると、自動的にWindowsフィードバックアプリからの通知が来て、ビルド番号10166の使い勝手や、現状のWindows 10を知り合いに紹介したいかなどの質問がされます。
かなり最終版を意識したと思われる情報の収集を始めていることがうかがわれます。
実際の使用感としても、いくつか気づく部分に不具合は残っているものの安定感もかなり高く、一般的な利用であれば既にかなり実用的なレベルに達していることは感じます。
安定感に関しては、直前のビルドであるビルド番号10162よりもぐっと向上した感触があります。
Microsoft Wi-Fiサービスがスタート
Microsoft Wi-Fiはマイクロソフト社の提供する公衆無線LANサービスです。この運用も同時にスタートになりました。
また、今後アメリカ以外にも展開していく予定となっていますが、日本での利用開始時期は今のところは未定です。
このサービスはWindows ストアのMicrosoft Wi-Fiアプリ経由で無線LANホットスポットの利用時間を購入できることが特長で、ストアに個人情報・支払い情報を登録済みの方であれば、特に追加の情報を登録することなく利用を開始できます。