Microsoftアカウントから各種機器を切り離す方法
Windows 10などを利用していてMicrosoftアカウントでサインインする設定をした機材は、Microsoftアカウントと紐付けられています。機材を手放したりした場合でも、そのままでは紐付けられたままの状態が維持されます。
Microsoftアカウント側自体では、現在使用していない端末情報が残っていても特に困ることはないはずなのですが、これとさらにリンクする形でWindows ストアで購入したアプリの情報とも機材がリンクしています。
基本的にWindows ストアで購入したアプリは合計10台までの端末で利用可能になっているため、機材のテストなどでたくさんの端末が登録されると、本当に必要な端末で使いたいアプリが利用できなくなるケースも発生する可能性があります。
こういった不都合を避けるために、手放したりすることで関係のなくなった機材はMicrosoftアカウントなどから切り離しておくほうが安全です。
この記事では、Microsoftアカウントに紐付けられている機材を切り離すための方法を紹介します。
Microsoftアカウントから各種機器を切り離す
Microsoftアカウントと機材の紐付けを解除する操作は、Microsoftアカウントのホームページから行います。
まずは下記へアクセスし、Microsoftアカウントでサインインします。
⇒ http://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/default.aspx
「ID」と「パスワード」を入力して「サインイン」をクリック。
サインイン後、右肩にあるユーザーのハンドルネーム/アイコン表示の部分をクリックしてメニューを出し、「アカウントを表示」をクリックします。
ユーザーのアカウント画面が表示できましたら、「デバイス」の一覧の上にある「すべて表示」のリンクをクリックします。
するとMicrosoftアカウントに紐付いている機材の一覧が表示されますので、この中から紐付けを解除したいデバイスを選択します。
ここではMADOSMA Q601を切り離してみたいと思います。一番上の項目の中の「電話を削除する」をクリック。
確認の画面に切り替わりますので、こちらで「このデバイスを削除する準備が出来ました」の前にチェックを入れて、「削除」のボタンをクリックします。
すると削除処理が行われ、
通常は数十秒で紐付け解除の処理が完了します。
続いてアプリ(Windows ストア)と機材の紐付けも解除します。
アプリとの紐付けを解除する
タスクバーや検索からストアアプリを起動して、メニューから「設定」をクリックします。
ストアアプリの設定画面が開きますので、その中のアカウントの項目の「デバイスを管理する」をクリックします。
するとブラウザで、MicrosoftアカウントホームページのWindows ストア関連の設定を行うページが直接表示されるようになっています。
こちらで削除したい端末(今回はMADOSMA Q601)を見つけて、その中の「削除」をクリックします。
もう一度「電話を削除」の画面が表示されますので、「このデバイスを削除する準備が出来ました」の前にあるチェックをつけたあと、「削除」ボタンをクリックします。
「OK」をクリックして完了です。
以上でMicrosoftアカウントと機材の切り離しは終了です。この操作のあとは、Microsoftアカウントから切り離した機材がアプリのインストールなどに影響を及ぼすことはなくなります。