知らなきゃ損、覚えておきたい便利なショートカットキー36選!
キーボードショートカットとはキーボードのキーの押し方の組み合わせで、各アプリのいくつかのコマンドをマウスなどを使わず直接起動できる仕組みのことです。ショートカットキーやショートカットと呼ばれたりもします。
代表的なキーボードショートカットは、ほとんどすべてのアプリで共通して使うことが出来るものが多く、一度覚えると、とても便利に使い回すことも可能です。
また、ワープロソフトで文章を作成中や、エクセルのデータ入力中など、キーボードを多用するケースでは、キーボードから手を外すことなく、よく使うコマンドを実行することが出来るようになるため、作業の効率が良くなったり、疲れを減らせる効果もあります。
キーボードショートカットはすべてをリストアップするとものすごい種類があります。
ですが、すべてを使いこなす必要はありません。
自分が使って便利な、使用頻度の高い機能だけを押さえておけば、それだけでもいろいろと便利になってきます。
ここでは覚えておきたい便利なWindowsの代表的なキーボードショートカットを紹介します。
Windows 10の新キーボードショートカット
Windows 10では新機能の仮想デスクトップ周りにキーボードショートカットが追加されています。
かなり直感的に利用しやすいキーの組み合わせになっていて、ほかのWindowsのキーボードショートカットとも共通点があり、これらを覚えると仮想デスクトップの便利さがより引き立ちます。
Windows+Ctrl + D | 仮想デスクトップの追加 |
---|---|
Windows+Ctrl + → | 次(右)の仮想デスクトップに切り替え |
Windows+Ctrl + ← | 前(左)の仮想デスクトップに切り替え |
Windows+Ctrl + F4 | 現在の仮想デスクトップを閉じる |
Windows + Tab | タスクビューを起動。すべての仮想デスクトップの一覧 |
既存の代表的なキーボードショートカット
Windowsのほとんどすべてのバージョンで共通して利用可能なキーボードショートカットです。
また、Ctrlキーと同時押しのものの多くは、Windows以外でも通用するものがあります。
文字列の操作などでよく使う機能もありますので、文章入力などでは便利に利用できるものです。
Alt + F4 | アプリケーションを終了(ウィンドウを閉じる) |
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Alt + Tab | ウィンドウ(アプリ)切り替え |
Alt + Enter | 選択したファイルの詳細(プロパティ)を開く |
Windows + R | ファイル名を指定して実行 |
Windows + E | エクスプローラ起動 |
Windows + D | 全アプリケーションを最小化してデスクトップを表示 |
Windows + L | 画面のロック |
Shift + DEL | ゴミ箱に入れずにファイルを直接削除 |
Ctrl+Alt + Del | 重要操作のメニューを表示 |
コピーやペースト、カットは文字入力だけではなく、エクスプローラでファイル操作をする場合にも利用できます。
このショートカットは非常に使えますので、最低限「Ctrl + C」~「Ctrl + Z」までは覚えましょう。
Ctrl + C | コピー |
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Ctrl + V | ペースト |
Ctrl + X | カット |
Ctrl + A | カット |
Ctrl + F | 全選択 |
Ctrl + R | 置換 |
Ctrl + S | 保存 |
Ctrl + Z | 操作を1つ元に戻す |
Ctrl + Home | 文書先頭へジャンプ |
Ctrl + End | 文書末へジャンプ |
Shiftキーを押しながらカーソルを移動させると、カーソルが移動した区間の文字が選択されます。
これがキーボードショートカットを使って文字選択をするときの基本になります。
Shift + → | カーソルの次の文字を選択 |
---|---|
Shift + ← | カーソルの前の文字を選択 |
Shift + End | カーソル位置から行末までの文字を選択 |
Shift + Home | カーソル位置から行の先頭までの文字を選択 |
Shift + Ctrl + Home | カーソル位置から文書の先頭までの文字を選択 |
Shift + Ctrl + End | カーソル位置から文書末までの文字を選択 |
日本語入力中(MS-IME)のキーボードショートカット
あまりこちらを取り上げて説明するサイトなどを見かけませんが、文字入力の際にとても便利なキーボードショートカットです。
ファンクションキーで文字種を変換するときには、手をキーボードのホームポジションからずらす必要がありますが、こちらのキーボードショートカットを使うと、手を大きく動かすことなく文字種を変えられます。
Ctrl + U | 文字種をひらがなに変換 |
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Ctrl + I | 文字種をカタカナに変換 |
Ctrl + O | 文字種を半角に変換 |
Ctrl + P | 文字種をアルファベットに変換 |
文字種をアルファベットに変換する場合は、ファンクションキー「F10」も非常に便利です。
Altキーから始まる順番押し
こちらはよりマイナーかもしれませんが、こちらも非常に便利で、かつ、対応可能なコマンドの範囲がきわめて広い方法です。
オフィスソフトなどのコマンドメニューに「ファイル(F)」などと書かれているのを見たことがあると思いますが、Altキーから順番に括弧の中のアルファベットのキーを押していくことで、アプリに搭載されているメニューから実行できるコマンドのほとんどすべてをキーボードから実行できます。
マイクロソフトWORD2010で「Alt」キーを押すとこのような画面になります。
その次にアルファベットの「F」キーを押すと、ファイル操作の画面に切り替わります。
この後に「S」キーを押せばファイルの保存が実行できます。
ただ、通常の保存はCtrl + Sの方が楽に使えます。
こちらの方式を使うのは「別名で保存(A)」などを利用するケースが多いと思います。
Alt -> F -> A | 別名で保存 |
---|---|
Alt -> F -> X | アプリケーションを終了(ウィンドウを閉じる) |
いかがでしたでしょうか。
すべて覚える必要はないにせよ、これらの基本的なショートカットはいくつか覚えておくと大変便利なことは間違いありませんので、是非活用してみてください。