Microsoft Edgeの拡張機能の使い方。インストールと設定方法
Windows 10標準のブラウザの位置づけになったEdgeでは、他のモダンなブラウザと同様に拡張機能のモジュールを組み込むことでブラウザの機能を強化できます。
初期のEdgeでは、Edge独自の機能として拡張機能モジュールを扱う仕組みになっていましたが、今はEdgeの拡張機能もWindows ストアからストアアプリを使ってインストールする形になりました。
この記事ではEdgeに拡張機能を導入する方法を説明します。
拡張機能のインストール
まずはEdgeの右肩の「・・・」ボタン、「詳細」をクリック。
表示されるメニューから「拡張機能」をクリックします。
すると「拡張機能」のメニューが表示されますので、「ストアから拡張機能を取得する」の部分をクリックします。
ストアアプリが起動して、自動的にEdge用の拡張機能に絞り込んだ状態での表示が行われます。
ここから拡張機能を探すことになりますが、Edge用の拡張機能はまだまだ数が少ないのが現状です。
今回は参考例として拡張機能版のOffice Onlineをインストールしてみます。
Web版のOneDriveからオフィスの文書ファイルをクリックしたときに起動される、Office Onlineと機能的には全く同じものです。
利用する際にはOneDriveを経由して利用することにはなりますが、一度、OneDriveのWebサイトにアクセスする手間を省いてオフィス文書を扱える操作のイメージになります。
「インストール」ボタンをクリックします。
あとは自動的に拡張機能のモジュールのダウンロードとインストールが実行されます。
「起動」ボタンをクリックすると、Edge側に操作対象が戻ります。
Office Onlineでの初期設定例
追加した拡張機能は、利用するならば一度Edge側で有効にする操作が必要になります。
ストアアプリで「起動」ボタンをクリックすると、Edge側は自動的にこの操作を行える状態になってくれます。
Office Onlineを「有効にする」ボタンをクリックします。
以上の操作で、拡張機能版Office Onlineが利用可能な状態になりました。
拡張機能の起動。Office Onlineの場合
拡張機能版Office Onlineを起動するには「詳細」メニューを使います。
「Office Online」の部分をクリックします。
最初の起動ではOneDriveへのサインイン操作が必要です。
次の確認画面で「はい」をクリックします。
するとOffice Onlineのメニューが表示されます。
次回からは、詳細メニューからOffice Onlineを起動すると直接このメニューが表示されるようになります。
こちらからOneDrive上のオフィス文書を直接呼び出したり、新規の文書の作成が行えるようになっています。
Edge用の拡張機能はまだまだ数が少ないですが、ChoromeやIEなど、他のブラウザと共用して利用可能になるクラウドベースのパスワードマネージャーや、マウスジェスチャを利用可能にする拡張機能は既に使えるようになっています。
Edgeのみの機能では足りない部分が有る場合には、拡張機能もあたってみると良いかもしれません。