Windows、MS-Officeとの連携重視ならOneDriveがおすすめ!

  • LINEで送る

OneDriveは今さら言うまでもありませんがマイクロソフトが提供するクラウドストレージサービスで、前身のSkyDriveのブランドを変更する形でサービスが続けられています。

Windows、マイクロソフトOfficeを持つ会社が提供するサービスですから、これらのソフトウェアとの相性、親和性はやはり頭一つ抜けて高いものを持っています。

Windowsユーザー、マイクロソフトOfficeユーザーならば真っ先に導入を検討する価値のあるクラウドストレージと言えます。著者もDropbox契約以前はメインのサービスとして利用していて、今後もサブで使い続けます。

では以下で、具体的にOneDriveの特徴などを見ていきます。

⇒ OneDrive 公式サイト

スポンサードリンク

Microsoftのクラウドストレージはやはり自社製品との親和性最強

マイクロソフトは最近はAndroidなどスマホOSとの機能の融和を積極的に進めていますが、それでもやはり自社OSであるWindowsとの結びつきを最も考える形でOneDriveのサービスを展開しています。

まずはOneDriveのサービスの強みと弱い部分をザックリとまとめてみましょう。

OneDriveの強み

OneDriveのストロングポイントはやはりマイクロソフト製品との親和性の高さがにあります。

  • Windows 10との高度な機能の融合
  • マイクロソフトOfficeと併用するとより利便性を強化
  • スマホOSとの親和性も高めつつあり

OneDriveのウィークポイント

逆にOneDriveの弱点となるのはこんな所です。

  • 基本的にはまとまった容量でお得なプランがない
  • 容量あたり単価が割高

Windows、MS-Office、Teamsとの強力な連携

OneDriveはWindows 10や最新のマイクロソフトOfficeの環境では、単なるクラウドストレージサービスと言うよりもOS自体やアプリをより高機能にするためのフレームワーク、インフラストラクチャ的なポジションになりつつあります。

スマートフォンとパソコンをより自然かつ有機的に繋ぐための大事な役目も果たすようになっています。

いつの間にかOneDriveなどクラウドを使っているWindows 10

Windows系のOSの中では最新のWindows 10がやはり一番OneDriveを活用する仕組みを持つようになっています。

Windows 10インストール時にマイクロソフトアカウントを作成してサインインを行ない標準的なセットアップを行なっていくと、いつの間にかOneDriveの無償プランを利用するように設定が行われます。

重要なファイルの自動バックアップをOneDriveに採取することなども可能です。

マイクロソフトOfficeでもOneDriveは必須に近い基盤に

最新のマイクロソフトOfficeには文書ファイルの自動セーブ機能が搭載されていますが、この機能はOneDriveの存在を前提に作られています。この機能の有効化のためにはOneDriveに接続している必要があります。

各種トラブル発生時に大切なファイルが守られることを考えれば、この機能のためだけにOneDriveを準備する価値もある、と言えるでしょう。

Microsoft 365 Personalなどなら、1年分のオフィススイート利用権と一緒にOneDrive 1TB分、1年の利用権が一緒についてきますから一石二鳥以上とも言えます。

スマートフォンとの連携も

マイクロソフトはスマートフォンOS、特に今はAndroidOSとの情報の共有等の基盤の強化を進めています。その一環としてOneDriveが活用されている形です。

スマートフォンのカメラ画像の自動バックアップをOneDriveが行なってくれるとか、

スマホとPCを併用するユーザーにおすすめしたい機能がかなりあります。

オンデマンドダウンロードがデフォルト設定に

OneDriveといいますか前身のSkyDrive時代からの流れだったかもしれませんが、クラウドストレージ上のデータは必ずローカルにコピーが作られる仕様になっていたはずです。

Windows 10がスタートしてからのタイミングだったと思いますがここに変更が加えられ、OneDrive上のファイルの実体のコピーはPC側でそのファイルを利用したときのみ行なわれるのがデフォルトになりました。

このため無駄にストレージを圧迫しない仕組みになっています。

ローカルのコピーは手動でパージが可能ですが、Dropboxのスマートシンクにあるような自動領域解放の仕組みは存在しません。

OneDriveのプラン

「OneDrive 料金」で検索を行なってHitしたマイクロソフトのページを見ていると、一番前に来るのが「Microsoft 365 Personal」(旧Office 365 Solo)だったりします。何かちょっと変な感じがしますよね。

⇒ OneDrive 料金表

実は個人向けのOneDriveには単独でまとまった容量を一定期間利用できる、ボリュームライセンス的なプランが存在しません。100GBを1月224円で利用できる、ある意味バラ売り的なプランしか準備されていないのです。

このためお得にOneDriveを大容量使いたいと思ったら、マイクロソフト製オフィススイート利用権を買うのが一番という、ちょっと変わった料金体系になっています。

まともに「バラ売り」状態のプランを使って1TB、1年分の利用券を買うと2万5千円近くになってしまいますので、この分の利用権がついてくる上にオフィススイートフルセットが使えて約半額のMicrosoft 365 Personalが絶対のお得、と言うことになります。

逆にMicrosoft 365 Personalの利用権を持っているユーザーはOneDriveを使わない手はありません。

まとめ

OneDriveはもはや単なるクラウドストレージというよりはWindows系、マイクロソフトOfficeやその他のマイクロソフトが提供する各種サービスの基盤となりつつあるものです。

細かい所ですが、著者はスクリーンショット採取をOneDriveに任せています。画質劣化のないPNG形式で保存してくれて原稿作成のためなどにテスト環境で作成したSSをすぐにメインPCで使うことができてすごく便利なのです。

マイクロソフトが提供するサービスをより便利に活用しようと思ったらOneDrive利用権を持っておいて損はありません。特にMicrosoft 365 Personalを使っているユーザーならばなおさらです。一緒に利用権がついてくるんですから。

クラウドストレージサービスは1つに限定しなければならないものではありませんし、ユーザーそれぞれが自分のニーズに合わせ上手に使い分けたい所です。

⇒ OneDrive 公式サイト

スポンサードリンク

  • LINEで送る

このページの先頭へ