Chromium版Edge、いよいよ開発段階はβ版へ

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独自のレンダリングエンジンを捨ててChromeなどと共通のものを使用することに舵を切ったEdge、インサイダープログラム的に開発バージョンをユーザーに公開してフィードバックを回収しつつの開発作業が進んでいます。

そのChromium版Edgeはいよいよβ版が公開されるフェーズにまで到達しました。

これまでは誰でも希望すれば使える状態にはあったものの扱いはα版など、まだかなり開発の初期の段階と言えるものでした。

公にβ版を名乗ったことから、インタフェース等々の仕様などはほぼ固まり、公開に向けての最後のブラッシュアップに入ったと考えることができます。

このChromium版Edgeのβ版をインストールして少し中身を見てみました。

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インストールは「Edge Insider」サイトから

β版やその他の開発中のバージョンのEdgeは「Edge Insider」サイトからインストーラをダウンロードして導入することが可能です。

最新のEdgeの機能を試してみたいユーザーは「Canaryチャンネル」を利用すると良いでしょう。

より動作が安定していてリリース間近のバージョンになっているのは「Betaチャンネル」で、Edge Insiderのトップページにもダウンロードリンクが設けられています。

アイコンも大胆に変更

新Edgeのアイコンは従来のフラットな感じのデザインから、どちらかと言えばWindowsらしいカラフルなものに変更になったのもトピックと言えるかもしれません。

Windows 10自体の各種UIでも、完全にフラットなデザインから少し従来に近いイメージへの揺り戻しもある雰囲気です。

フラットデザインは視認性が高く慣れれば使いやすいものですが「華」は感じにくいデザインなことが多いので、そのあたりはもう少し調整が入ってもいいような気はしていました。

洗濯洗剤のジェルボールみたい、という感想もあったようですが、著者は好きなデザインですね。

各種UIはEdgeっぽくない

β版になっていますのでUIなどのデザインはほぼ固まりつつあると思われます。ですが、現時点でのβ版Edgeの各種デザインは既存のEdgeとはかなり異なっています。

表現があまり適切ではないかもしれませんが一言で言えば「Edgeっぽくない」となるでしょうか。

既存のEdgeの「お気に入り」メニューなどは一番Edgeらしい部分で使い勝手も悪くなかったので、この辺りはChromium版Edgeにも引き継がせてもらいたかったと個人的には考えていたのですが。

現時点でのChromium版Edgeのお気に入りはごく普通のプルダウンメニュー形式になっています。

その代わり設定系の内容はChromeなどと同じように専用のページが設けられていて、その関係もあってか設定可能な内容も極めて詳細なものになっています。ページも整理されていて見やすく、こちらは多くのユーザーの支持を受けそうに思います。

動作自体は従来のEdge同様に軽快で既にかなり安定して動作している感じです。最終的にどういった形に仕上がってリリースされるのか、できるだけ早い正式リリースを期待したいところです。

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