正常進化したSurface Pro 7登場!オンラインストアにて予約スタート

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マイクロソフトはアメリカ現地時間の10月2日、Surfaceシリーズのメインストリーム機、インテルCPU版Surface Proの新世代機を発表しました。

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一度Surface Proは世代番号を示す末尾の数字が消えましたが「6」から復活。今回も本体バージョンアップに合わせて数字がインクリメントされ、著者的にはわかりやすい名前になっていると思います。

このマシンも中身・コンセプトとも既にかなり成熟したものとなっているせいか、大きな変更が入らないいわゆる「正常進化形」の新機種として登場することになりました。

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「真の」第10世代Coreプロセッサ搭載

実はインテルの第10世代のCoreプロセッサ、10nmの製造プロセスでインテルが大苦戦をした余韻をまだ引きずっています。同じ第10世代を名乗りつつ、CPUコアのマイクロアーキテクチャと製造プロセスが異なる製品が混じるという、かなり混沌とした製品構成になっているのです。

そんな中発売されるSurface Pro 7は「真の」第10世代のCoreプロセッサと言える10nmの製造プロセスで作られ、新しくより高性能になったマイクロアーキテクチャを採用したCPUを搭載します。

特徴はTDP 15Wの枠内で最大4コア8スレッド対応と大幅に性能が向上した統合GPUを両立したチップが使えること。

実は第10世代のCoreプロセッサでは、CPU側の動作クロック自体は第8世代のものよりも低下していて純粋なCPU性能の観点では性能が落ちるケースもあるのですが、その分以上に向上したグラフィクス性能により総合性能では着実な進歩が実現されています。

非常に高速なメインメモリを搭載したこともあって、そこそこのグラフィクスレベルならば3Dゲームも十分に遊べる能力を持つようになっています。

「変えない」本体

インテルCPUを採用したSurface Proシリーズは数世代前から本体の大きさ、画面のサイズ・解像度を同じに保っています。

今の技術ならばもっと画面周辺の額縁を狭くして同じフットプリントでより大きな画面を搭載したり、同じ画面サイズならば本体を縮小することも出来るはずですがそれをしていません。

周辺機器の互換性、流用可能性も理由の一つだと思いますが、「道具」としてユーザーが身体で覚えた使い勝手を変えないという段階に入ったマシンなのかもしれません。

スペック

Surface Pro 7のスペックですが、全機種が第10世代のCoreプロセッサを搭載。

エントリー機が2コア4スレッド対応のCore i3-1005G1、最上位機種はCore i7-1065G7を搭載します。Core i5、Core i7搭載機は統合GPUが高性能なIris Plusグラフィクスとなります。

メインメモリは4GB〜16GB。内蔵ストレージはNVMe対応のSSDで128GB〜1TBが選択可能です。

インタフェースポートは従来のUSB Type-A形状のコネクタに加えてType-C形状のコネクタも搭載するなど順当なアップグレードが行なわれていますが、Thunderbolt 3の搭載は見送られたようです。

無線LANはWi-Fi 6対応になるなどこちらも正常進化しています。

価格の方はCore i3搭載のエントリー機が11万円程度、Core i7搭載でメモリもストレージも最大となるハイエンド機が30万円近い価格になります。

2in1 PCを実現するためのタイプカバーは別売りです。

Surface Pro 7はすぐに発売が開始される予定で、日本国内のMicrosoftストアでもすでに予約が開始されています。

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