Windows 10のファイルのプレビューをもっと簡単に!「QuickLook」の使い方
Windowsの(ファイル)エクスプローラーはファイルの中身の情報を簡単にチェックするためのプレビュー機能を備えています。ですがこれはかなり簡易的なもので、画像ファイルを詳細に確認するといった目的にはマッチしません。
Windowsにはこういった標準機能の不足分を補うためのアプリがいくつかあります。
この記事ではそのアプリの中でもストアアプリ化されていてレジストリ等を汚さず、無償で利用可能な「QuickLook」の使い方を説明します。
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インストール
QuickLookで実現される機能はちょっと見ただけだとOSの隠し機能的な雰囲気がありますので、そういった機能を実現しやすいデスクトップアプリで実装されるもののように思えます。
ですがこのアプリはストアアプリとして提供されています。レジストリなどを使わないため、インストール・アンインストールを行なってもOS本体を汚さないのが魅力です。
QuickLookのインストールは下記より行うか、
タスクバーなどから
ストア アプリを起動して検索ウィンドウに「Quick」と入力するとこのアプリが見つかります。
そちらをクリックしてQuickLookのページを開きます。
このページで「入手」のボタンをクリックするとインストールが行なわれます。
インストールが完了するとすぐに機能が利用出来ます。
使い方
使い方、といってもすごく簡単なもので、(ファイル)エクスプローラーからプレビューを行ないたいファイルを選択状態にした後、スペースキーを押すだけでOK。
例えば画像ファイルの場合だとこんな感じです。
まずエクスプローラーでプレビューしたい画像ファイルを選択。
その状態でスペースキーを押すとQuickLookのプレビューウィンドウが開き、画像が表示されます。
その状態で各種ボタンを使っていくつかの機能を呼び出すことも可能です。
共有やファイルの詳細情報の表示、
プレビューウィンドウを常にウィンドウの一番上に表示する
といった機能が使えます。
何でもプレビュー出来る
このアプリがすごいところは、Windows側がサポートしている形式のファイルならなんでもプレビュー出来てしまうところです。
例えば、デジタルカメラのRAW形式のデータも
プレビュー出来ます。
データが重く記録形式が一般的な画像データではないので、表示に若干ラグはありますが、きちんと画像が見られます。
また、動画ファイルもしっかりプレビュー可能で、
プレビューウィンドウで動画が再生されます。
さらにテキストファイルもしっかり表示されます。
編集可能な形式のデータなら、デフォルトの対応アプリを呼び出すためのボタンが準備されているのも親切ですね。
機能的にはMacOSに標準搭載されている機能と同じもののようですが、OS本体の機能が足りなければサードパーティがサクッとそこを埋める機能を作ってれる、というのがWindowsエコシステムの優位点かもしれません。