Windows 10 SをPro版にエディションアップする手順
Surface Laptopの発売でWindows 10の新エディション、Windows 10 Sが世に出ました。
このエディションは文教向けまたは、一部のしっかりと端末管理を行ないたいビジネスユーザーに適した機能を有しています。
ですが、従来のデスクトップアプリのインストール・実行がブロックされているため、一般ユーザーには少々とっつきにくいエディションとなっています。
Windows 10 Sでも他のエディション同様に上位のエディションに機能を変更する手順が準備されていますが、特にPro版への変更が楽なように作られています。
この記事ではその方法を説明していきます。
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Windows 10 SをPro版にエディションアップする
Windows 10 Sからのエディションアップには、まず設定アプリを起動します。
設定アプリを起動するにはスタートボタンをクリックして、スタートメニューを開きます。
スタートメニュー左下にあるギア型のアイコンのボタンをクリックすると、設定アプリのホーム画面が開きます。
ライセンス認証のページを開く
次に設定アプリの中で「ライセンス認証」のページを開きます。
このためには、設定アプリのホーム画面で「更新とセキュリティ」のボタンをクリックします。
更新とセキュリティの画面が開いたら、左に並ぶリストから「ライセンス認証」を選択します。
以上の操作でライセンス認証のページまでたどり着けるはずです。
ストアからインストール
Windows 10 Sのライセンス認証のページには「Windows 10 Proに切り替える」という見出しがあると思います。
この下にある「ストアに移動」のリンクから、Windows 10 Proへのエディションアップのプログラムを購入するストアのページにジャンプすることが出来ます。
クリックするとストアのアプリで次のページが開きますので入手ボタンをクリックします。
こちらの例はSurface Laptopで実行していますので、2017年いっぱいは通常6,900円のエディションアップの価格が無償になっています。
入手ボタンをクリックするとSurface Laptopの場合にはすぐに画面が切り替わって「インストール」のボタンが出現しますので、こちらをクリックします。
Surface Laptop以外ではこの間に決済の処理が実行されるはずですが、今時点ではSurface Laptop以外にはWindows 10 Sを搭載するPCがありませんので、今のところこの流れの中での決済処理の画面を見ることが出来ません。
ただ、そのほかの有償のストア アプリを購入するのと同じ流れになるはずです。
インストールのボタンをクリックすると、次のウィンドウが開いて確認を求められます。
「はい、アップグレードを開始します」ボタンのクリックで処理が進みます。
このあと、再起動を伴うWindows Updateと同様の動作をして、エディションアップが完了します。
システムドライブにSSDを搭載しているPCであれば、ものの数分で処理が終わるはずです。
エディションアップの処理が終わると通知もきちんと届きます。
エディションアップのための処理がとても軽いので、やはりWindows 10 Sは基本Pro版の全てのコンポーネントを包含しているようです。
これ以降は普通にデスクトップアプリのインストールと実行が可能になります。