Windows 10 Creators Update 配信スタート、通常経路でアップデートしてみた
日本時間では4月6日未明頃から手動更新によるWindows 10の新大規模アップデート、Creators Updateの配信が始まっていましたが、通常経路のWindows Updateを介した更新の配信のほうは日本時間では4月12日の未明からスタートしました。
手元のパソコンでは1台だけ更新プログラムが落ちてきました。
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PCごとにタイミングはまちまち
従来の大規模アップデートと同様にWindows Update経由の更新は、パソコンの種類、メーカーごとなどの条件で、配信のかかるタイミングがまちまちになっています。
メーカー製パソコンでドライバーの準備などが間に合わない機種では、配信が遅れる可能性もあります。
そういったケースでは手動でのアップデートではドライバーの不備による不具合の可能性もありますので、素直にWindows Update経由で配信が始まるまで待った方が良いでしょう。
配信はCreators Update本体の前にプライバシーの確認プログラムが落ちてくる
Creators Updateが配信されるきっかけのプログラムになるのが「KB4013214」の更新プログラムです。
こちらが導入されると、Creators Updateでのプライバシーにかかわりそうな情報の扱いに関する確認が行なわれます。
以下の設定を実行・確認したあと、承諾ボタンのクリックでCreators Updateの導入が可能になります。
この設定のあと、設定アプリのWindows Updateのページで更新を確認すると、アップデートプログラムのダウンロード・更新作業が始まります。
もちろん表で別の作業をしつつ放っておいても、バックグラウンドで自動的に処理が進みます。
導入完了までの時間はネットワークの混雑次第?
今回更新プログラムが落ちてきたPCは、CPUがATOMで無線LANは最大のリンクアップ速度が72Mbpsに留まるかなり非力なPCだったのですが、更新プログラムのダウンロード速度が上がらず、更新プログラムのダウンロードで1晩放置しました。
この部分が導入完了までの必要な時間の鍵になりそうです。
ただ、通常Windows Updateはバックグラウンドで走らせておけばいいものですので、ダウンロード待ちの時間が問題になることはまずないでしょう。
更新処理自体は非力な上記のPCでも1時間ちょっとで終わります。より高性能なデスクトップPCならば20分程度で終了します。
新機能満載。次のビジョンのプラットフォームとしても
今回も今までの大規模アップデートと同様に新機能は満載です。
それらに加え、HoloLensを支える基盤機能が全てのWindows 10に搭載されるようになるアップデートでもあります。これにより、安価なヘッドマウントディスプレイでも、HoloLensに近いMR体験ができるようになるはずです。
Creators Updateは、今後のWindowsでの新しいエクスペリエンスを支える重要な基盤となる更新になるでしょう。