Windows 7/8.1で最新CPU未サポートの件、遂に目に見える形に?
マイクロソフトのWindowsのヘルプページの一部が更新され、Windows 7、Windows 8.1でのWindows Updateのエラーに関してこちらの新たなページが追加されました。
そこで遂に、Windows 7/8.1では最新CPUをサポートしない、という仕様が具体的に目に見える形で示されることになりました。
Windows Updateでエラーの可能性
既にこの項目に該当するエラーが出ているかどうかは不明ですが、今後いずれかのWindows Updateで、エラーが発生する可能性が提示されています。
1つは更新プログラムのダウンロード時に、「サポートされていないハードウェア」とのエラーが出て失敗するもの。
もう1つは、Windows Updateウィンドウで「コード80240037」のエラーが発生することです。
Windows 7/8.1で未サポートのCPU
以前マイクロソフトが明らかにしたとおり、Windows 7/8.1で未サポートとなるCPUはインテルの第7世代以降のCoreプロセッサ、AMDの第7世代以降のAPUなどの製品、クアルコムのSnapdragon 820以降のSoCとなります。
例えば、インテルのCoreプロセッサの7000番台のCPUを使ってWindows 7、Windows 8.1のPCを組んでいる自作ユーザーなどは、今後注意が必要となるでしょう。
また、上記のマイクロソフトのページには記載がありませんが、恐らくAMDの新CPUであるRyzen 7にも影響が及ぶと思われます。
対処策はWindows 10へのアップグレードのみ
この問題に該当してしまった場合、対処策はWindows 10にOSをアップグレードするしか方法はありません。
無償アップグレード期間内に一度Windows 10へのアップグレードを行なってアップグレード権を確保している場合には、今からでもコストをかけずにWindows 10にアップグレードすることが可能ですが、そうでない場合にはちょっと痛い出費になるかもしれません。
ただ、Windows Updateによるセキュリティなどの更新は重要なアップデートですから、Windows系OSでそのパソコンを使い続けるならば、Windows 10へのアップグレードが理想ではあります。
リスクにユーザー自身が対処する形でWindows 7/8.1を使い続けるか、Windows 10にこの機会にアップグレードするかなど、利用者自身が判断する必要が出てきそうです。