遂に「Bug Bash」もスタートへ。Windows 10 Creators Updateはラストスパートか
Windows 10のインサイダープレビュー版、Fastリングにまたまた新ビルドの配信が始まりました。ここのところ矢継ぎ早のバグフィックス、アップデートが繰り返されている感じになっています。
今回のビルド15025をベースに、遂にユーザ参加のバグ叩き出しキャンペーン「Bug Bash」が始まることも予告されています。
また、新機能として盛り込まれる大物機能の追加が数少なくなってきています。
いよいよCreators Updateリリースに向けたラストスパートが始まるかもしれません。
ビルド15025での新機能
Windows 10ではAnniversary Update以降、視覚に障がいを持つ方のアクセシビリティの改善をかなり大きな力を入れる形で進めてきています。
そのあたりの対応のアップデート内容が、無償アップデート期間の終了後にリリースされることになったAnniversary Updateまで伸びる形となったため、ナレーター機能などを必要とするユーザーには無償アップグレードの期間を延長する措置も行われています。
そういった取り組みの延長で、ビルド15025にもさらに新しい機能が追加になりました。
まだ実験的な機能(βリリース)とされていますが、USBコネクタ経由で点字デバイスの接続とサポートが行われるようになっています。
ナレーター機能は使い勝手を他社製スクリーンリーダーアプリと統一を図るなど、地道な改善が行われ続けています。
「Night Light」設定の改善
ブルーライトをOS設定で軽減しようという「Night Light」の設定が改善されました。
より広い範囲で画面の色温度の調節が可能になっています。
ほとんど通常モードと違わなさそうに見えるレベルから、黄色い、を通り越してかなり赤い色合いまでの、幅広い調整が可能になっています。
この後はバグの修正メインの配信になるか?
ビルド15025でも主な追加機能は上の2つぐらいでした。その他はほぼ既知のバグの修正、改善にあてられたリリースのようです。
アメリカでは今週末からBug Bashのスタートも予告されていますので、いよいよCreators Updateリリースに向けてのラストスパートに入るということかもしれません。
今回のリリースは64bit版のみ
ちなみにビルド15025の物件のWindows Updateでの提供は64bit版に限定されました。32bit版の方は提供直前になって致命的なバグが発見されたようです。
このあと提供される予定のISOイメージでは32bit版も提供予定とのことですから、32bit版でインサイダープレビュー版に参加しているユーザーはもう少し待つ必要があるようです。