Windows 10でファイルの拡張子や隠しフォルダを表示/非表示にする方法
Windowsのエクスプローラーではファイルやフォルダの表示にいくつかのオプションがあります。
設定の既定としては、システム的に重要なファイルやフォルダは表示されない状態となっていて、Windowsに登録済みのファイルの拡張子も表示が省略されます。
通常はその設定で何も問題はないのですが、より詳細な設定を行いたい場合にはこれらの表示があった方が便利なケースがあります。
この記事では拡張子や隠しフォルダの表示に関する設定を説明します。
登録済み拡張子の表示/非表示
Windowsでのファイル管理では、ファイル名の後ろに「.(ピリオド)」をはさんで、ファイルの種類を表す3文字が一番後ろについています。これが「拡張子」です。
今回説明する拡張子の表示オプションの設定はまず方法の一つとして、エクスプローラーの設定画面の一つ「フォルダー オプション」から設定を行う手順から説明します。
拡張子の設定画面はリボンを閉じた状態のエクスプローラーでは、「ファイル」のメニューから開きます。
ファイルのメニューの中の「フォルダーと検索のオプションの変更」を選択します。
すると「フォルダー オプション」のサブウィンドウが開きますので、こちらから「表示」タブを選択します。
こちらの画面から「詳細設定」の中の「ファイルとフォルダーの表示」の中のラジオボタンで設定を行います。
「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外すと、
ファイルの拡張子がすべて表示されます。
「登録されている拡張子は表示しない」にチェックを入れると、
Windowsに登録されているファイルの拡張子は表示されなくなります。
ただし、Windowsに登録されていないような拡張子を持つファイルでは、「登録されている拡張子は表示しない」にチェックを入れても、拡張子が表示されます。
隠しフォルダーの表示/非表示
隠しフォルダーの設定もやはり「フォルダー オプション」のウィンドウから行います。
「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックをつけると、これらのアイテムがエクスプローラー上に表示されるようになります。
ユーザーの個別フォルダーの中身の一番上、「AppData」がここでは隠しフォルダーとなっています。
フォルダー オプションの「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示しない」にチェックを入れると隠しフォルダーは表示されなくなります。
ユーザーフォルダーの中の「AppData」フォルダーが表示されなくなっていることが分かります。
表示メニューから設定
同じ操作はリボンを閉じている場合の「表示」メニューから行うこともできます。
リボンの表示タブから設定
リボンを表示している状態では、「表示」のタブに切り替えることで同じ操作を行うことができます。
リボン使用時に表示される「表示」のリボンの内容は、リボン非表示時の「表示」メニューと同じものです。