Windows 10パソコンをセーフモードで起動する方法
セーフモードはWindowsの起動方法の一つで、余分なドライバーや常駐ソフトを除外した、Windowsのコア部分のみで起動させることが出来るモードです。
この機能を活用することで、追加した何らかのソフトでWindowsパソコンの動作が不安定になった時などに、回復の操作や調査を行うことが出来るようになります。
この記事ではWindows 10パソコンをセーフモードで起動するための方法を説明します。
セーフモードで起動する方法
Windows 10でセーフモードを利用するには、まず設定アプリを使って再起動をかけてやります。設定アプリから「更新とセキュリティ」をクリック。
次に更新とセキュリティの画面の左側の機能リストから「回復」をクリックします。
表示された「回復」の画面で「今すぐ再起動」のボタンをクリックします。
こちらのボタンを使うと通常の再起動とはならずに、再起動後に起動の各種オプションが指定できるようになります。
Windows 10の各種起動オプションからセーフモードに
上記の操作のあとパソコンは再起動して、その後、通常のWindows 10の起動処理に入るのではなく、次の画面が表示されるようになっています。
「オプションの選択」の画面では「トラブルシューティング」を選択します。
「トラブルシューティング」の画面では「詳細オプション」をクリックします。
「詳細オプション」の画面からは「スタートアップ設定」を選択します。
すると次の「スタートアップ設定」の画面が表示されますので、「再起動」ボタンをクリックします。
次の画面に切り替わります。こちらから4番の「セーフモードを有効にする」を選択するのですが、こちらの画面ではマウスやタッチパネルなどは動作しません。キーボードから数字キーの4または、ファンクションキーのF4を入力します。
その後、Windowsがセーフモードで起動します。サインインすると次のような画面になります。画面の四隅に「セーフモード」の文字があります。
上記画像ではセーフモード起動後縦画面に切り替わっていますが、これはタブレットベースの2in1パソコンで操作したところ、各種センサーと画面回転機能がOFFになった状態では縦画面が基本となる機種だったようです。
このようなパソコン以外では、どちらの画面も横長の一般的な表示になるでしょう。