Windows 10 Anniversary Update リリース日は8月2日に決定!

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米マイクロソフトは現地時間6月29日、Windows公式blog「Windows Experience Blog」にて、Windows 10の次期大規模アップグレード、「Anniversary Update」のリリース日が8月2日に決定したと発表しました。

このアップグレードは現在プレビュー版で新機能も含めた評価が進んでいますが、ここまでにWindows 10で行なわれた大規模アップグレードの中で最大規模のものとなります。

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たくさんの機能追加とUIの大胆な変更

機能面ではCortanaのさらなる機能拡張や、新登場となる「Windows Ink」の登場。省電力面などでの強化が進むEdge、Windows Defenderなどセキュリティ面もさらなる強化が行なわれます。また、アクションセンター通知機能の複数デバイス間での同期、Ubuntu系のLinuxのコマンドが動作可能になる開発者向け機能など、新機軸が満載のアップグレードになります。

UIの面でも熟成が進められ、なんと言ってもWindows 10で復活したスタートメニューにかなり大胆に手が入ります。また、設定アプリも地道に改良が進められていて、操作感の向上が図られています。

「Windows Ink」は現時点のプレビュー版では、手書き入力の可能な付箋アプリぐらいの機能に留まりますが、将来的には地図アプリなどとの連携で、地図上の経路に手書きで線を引くことで、その区間の距離を計測するような機能の拡張も予告されています。

Cortanaは地道に改良が積み重ねられ、将来の「コグニティブ・コンピューティング」の基盤を目指していると思われます。

ブレビュー版はビルド14376で「既知の残問題なし」を宣言

Anniversary Updateに向けて評価の進むプレビュー版の方では、ここにきて連日のようにバグをFIXした新ビルドが公開され、ついにビルド番号14376のバージョンでは、「既知の残問題なし」を宣言するに至っています。

いよいよ、Anniversary Updateに向けての本格的な秒読み段階に入ったと見て良さそうです。

リリースは無償アップグレード期間終了後

当初、Anniversary Updateで追加・改善される機能を「撒き餌」としてWindows 10無償アップグレードへの誘導の目的でも使うために、Anniversary Updateを7月前半から中盤にリリースするとの見方もありましたが、実際には、無償アップグレード期間終了直後の8月2日にリリースが設定されました。

ギリギリのタイミングで、Windows 10をインストールしたPCでの、パーツ交換の際にライセンス認証が外れる問題に対処するための仕組みも組み込まれました。

形としては無償アップグレードを行なったユーザへの、一大特典的なものにも見えるアップグレードになりそうです。

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