終わらないWindows 10、インサイダープレビューは正式版発売後も継続決定!
米マイクロソフトは6/19付けの公式blog(6/22に内容を全面的に書き直し)にて、Windows 10正式リリース後のインサイダープログラムの状況に関する発表を行いました。
Windows 10インサイダープログラムは7/29の正規版リリース後も継続して行われるとのことです。
正式リリース後のWindows 10は?
Windows 7、8.1の正式ユーザで無償アップグレードを申し込んだ利用者には、7/29以降、順次Windows 10正式版へのアップデートプログラムが配布されます。
今までのWindowsであれば、正式版が出た以降はプレビュー版は利用不可能になり、プレビュー版を使ったユーザによる評価も終了するのが常でした。ですが、Windows 10ではこの部分が大きく変わります。
正式版リリース後も、正式版に組み込み前の評価中の新機能を盛り込む形のプレビュー版が提供され続けます。
Windowsの今後の更新方式の変化
もしかするとWindowsはWindows 10が最後のバージョンになるかも?とも言われています。
この言葉の意味するところはWindowsが終了するという意味ではなく、Windows 10という製品名のまま、大きな機能追加や修正も行われていくということです。
今までは大きな機能変更・追加などの際には、Windowsのバージョン・名称が変わる形になっていましたが、Windows 10以降はずっとWindows 10を使い続けたまま、新機能などを使うことも可能になるということでもあります。
合わせる形でプレビュープログラムも継続
こういった、今までであれば新しいバージョンのWindowsが製品化されるような大きな変更も、今後はどんどんWindows 10に組み込まれていく予定です。このため、大きな機能変更・追加に対する評価を利用者に行ってもらうことも、プレビュープログラム継続の目的の一つです。
このことは、プレビュープログラムに参加している利用者は、7/29以降も正規版ではなくインサイダープレビュー版を使い続けるのであれば、無償で合法的にWindows 10を使い続けることが可能になる、と言う意味にもなります。
もちろんプレビュー版ですから、正規版よりも安定性は落ちますしバグも残っています。ですが、いち早く新機能に触れることも可能になるわけです。
プレビュープログラムを継続するかは7/29以降に選択
7/29以降、インサイダー登録を行っている人には2つの選択があります。
一つは、手元のWindows 10プレビュー版を正規版にアップグレードして、インサイダーをやめる、であり、もう一つは、正規版リリース以降も、インサイダーブレビュー版を使い続け、インサイダーであり続ける、です。