Windows 10リリースから1ヶ月、アップグレード台数が7500万台を突破
米マイクロソフトのWindows and Devices Group部門の幹部、ユサフ・メディ氏は、7月29日にリリースしたWindows 10へのアップグレード台数が7500万台を突破したと、現地時間の8月26日にTwitter経由で発表を行いました。
Windows 10へのアップグレード台数は、最初の24時間で1400万台との報告が既に上がっています。
従来よりもかなり速い初速
従来のWindowsのメジャーバージョンとは異なり、Windows 10ではWindows 7、Windows 8.1からは無償でのアップグレードが可能となっていますが、そのあたりを考慮しても、アップグレードの初速はかなり速いものになっています。
Windows 7は発売から約2ヶ月で6000万本、Windows 8は発売から約1ヶ月で4000万本だったとマイクロソフトでは発表を行っています。
Windows 8では、非常に低価格でpro版のダウンロード販売を行う施策を行っていましたが、その倍近い初速でWindows 10へのアップグレードが進んでいることになります。
ちなみに、リリースから20周年を迎えたWindows95の初速は、発売後約5週間で700万本というものでした。
Windows 10の7500万台という数字には、PCメーカーから発売されているプリインストールのパソコンは含まないとしています。
メーカー製パソコンはこれから徐々に
筆者手元のSONY製VAIO pro 11はメーカー側の簡易的な動作の互換検証が終わった段階で、メーカーからのWindows 10アップグレードへのお墨付きが出るのは10月以降となっているなど、メーカー製パソコンに関しては、アップグレードはまだまだこれからとなっているパソコンが多いと思われます。
どれぐらいの速度でどれぐらいまでWindows 10がOSシェアを伸ばしていくのか、1パソコンファンとしての視点では楽しみではあります。