スタートメニュー・スタート画面のカスタマイズ方法
Windows 10ではスタートメニューが復活したことが一つの大きなトピックとなっています。
ただ単純にWindows 7までのスタートメニューに戻っただけではなく、Windows 8系のスタート画面とWindows 7までのスタートメニューが一緒になったような形になったのが、Windows 10のスタートメニューの特徴です。
Windows 8のような「タイル」が表示される部分をマイクロソフトでは「スタート画面」とも呼んでいるようです。
この部分には、ユーザーが自由にアプリのショートカットをタイルの形で貼り付けることができ、いつでも呼び出せる便利なアプリのランチャーとして利用することが出来ます。
また、タイルの並べ替えもかなり柔軟に行うことが出来て、ユーザーそれぞれに便利な形を作ることが出来ます。
これに対して、純粋なスタートメニューと呼べる部分にはほとんどカスタマイズを行うことが出来ません。
ここでは、こういった特徴のあるWindows 10の新スタートメニューのカスタマイズ方法を紹介します。
スタートメニューにドキュメントなどのフォルダを表示する
純粋なスタートメニューと呼べそうな部分で唯一カスタマイズ可能な部分が、スタートメニューの(マイ)ドキュメントなどのフォルダの表示です。
設定は設定画面のパーソナル設定、スタートの項目から行います。
どのフォルダをスタートメニューに表示するかは、「スタート画面に表示するフォルダーを選ぶ」の部分をクリックします。
次に表示される「スタート画面に表示するフォルダーを選ぶ」画面で、表示するフォルダなどのON/OFFを指定することが出来ます。
試しにドキュメントの表示をONにしてみると、
スタートメニューにドキュメントが追加され下記画面のようになります。
スタート画面のサイズを変更する
スタートメニュー(スタート画面)は、ほぼ自由にサイズを変更することが出来ます。
スタートメニューが表示されているときに、アプリのウィンドウのサイズを変更するのと同じ要領で、メニューの端を捕まえてドラッグするとサイズが変わります。
横にある程度以上幅を広げると、表示されているタイルの「段組」が2段組から3段組に自動的に変わったりします。
タイルの表示内容の各種設定方法
スタート画面に表示しているタイルは、サイズや表示される内容が自動更新されるような表示を行うことが出来ます。
タイルのサイズは小、中、横長、大の4種類。
対応している一部のストア アプリやユニバーサル アプリに限定はされますが、タイルにアプリの内容の一部を表示していく「ライブタイル」の表示を選ぶことも出来ます。
タイルの並べ替えとタイルのグループの並べ替え方法
タイルは表示されているタイルをドラッグすることで、並べ替え、位置の変更を行うことが出来ます。
タイルが表示されていない空き地までタイルを持って行くと、新しいタイルのグループを作ることも出来ます。
タイルのグループのタイトルバー部分にマウスカーソルを重ねると、タイトルバーの右端に「=」のようなボタンが表示されますので、ここをクリックすると、グループに名前をつけることが出来ます。
また、グループのタイトルバーの部分をドラッグすると、そのグループに登録したタイルをまとめて移動することも出来ます。
タイルを追加する(ピン留め)
スタート画面にタイルを追加するには、エクスプローラなどから「スタート画面にピン留めする」のコマンドを使います。
スタート画面にピン留め可能な形式のファイルを右クリックして表示されるメニューから「スタート画面にピン留めする」を選択します。
ピン留めを外したい場合はタイルを右クリックして「スタート画面からピン留めを外す」をクリックします。