Windows 10の標準メールアプリにプロバイダのメールアカウントを追加する方法
Window 10にはOS標準で新しいメールアプリが搭載されるようになりました。
このメールアプリではOutlook.comやHotmailなどのマイクロソフト系のメールアカウントほか、Gmailやプロバイダのメールアカウントを追加し使用することが出来ます。
ここでは、Window 10標準のメールアプリにプロバイダのメールアカウントを追加する方法を紹介します。
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プロバイダのメールアカウント設定方法
まずはメールアプリを起動し、左下のギアのマークから「設定画面」を呼び出します。
設定の一覧の中から「アカウント」をクリックします。
「アカウントの追加」をクリック。
「詳細セットアップ」をクリック。
プロバイダが提供しているメールのサービスはPOPかIMAPという通信手順を利用するものがほとんどですので、「その他のアカウント」を使えば良さそうにも見えますが、「その他のアカウント」の設定では、メールの送受信サーバの設定などの細かな設定を行う部分がありません。
このため、通常のプロバイダのメールの設定を行う場合には、「詳細セットアップ」を使うことになります。
次の画面でマイクロソフトのExchangeのサービスと一般的なインターネットメールのサービスのどちらを設定するかを選択するサブウィンドウが開きます。
ここでは、「インターネットメール」を選択します。
次のようなスクロールしないと全部の項目を見切れないサブウィンドウが開きますのでプロバイダメールの必要な情報を入力していきます。
※画像はすべての項目を一度に見られるように加工しています
すべての情報を入力出来たら「サインイン」をクリック。
プロバイダのメールアカウントの設定が完了し、アカウントの一覧にプロバイダのメールの情報が表示されるようになりました。
設定したアドレス宛にメッセージを送信して送受信のチェックを行ってみましょう。
気づいた方もいると思いますが、プロバイダのメールアカウント設定の内容には、まだ、メールサーバとの認証方式や、迷惑メール対策でメール送信サーバの接続ポートに25番以外を使う(サブミッションポート)場合などの設定項目が準備されておらず、今インターネットメールで使われているすべての設定項目が入力出来る欄が揃ってはいません。
今後のアップデートで何らかの対応は行われてくると思われますが、このため、現在ある設定内容でメールアカウントの設定がうまく行えなかった場合には、残念ながらWindows 10標準搭載のメールアプリの使用を諦めなければなりません。