リリースまで秒読みに入る?PowerToys 0.20.1でまた新たな機能

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Windows 10向けにマイクロソフト自身が手がけているサプリメントユーティリティのPowerToys、今年秋の正式リリースに向け精力的に開発が続けられています。

このほどバージョン0.20がリリースされ、新たに1つ機能が追加になりました。

今では初期のWindowsとは異なりOS本体でも通常の作業に十分な機能を備えていますが、その範囲にも収らないちょっといいことが簡単に行えるような、新たな補完用ツールとしてなかなか面白いことを実装しています。

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改めてインストール方法

PowerToysはGitHubにてオープンな体制で開発が行なわれています。ソースのダウンロードなども可能ですし、アカウントを取って正式に作業に参加すれば誰でも開発に参画可能になっています。

利用するだけであれば誰でも自由にインストーラーをダウンロード、インストール、実行することが可能になっています。

PowerToysのGitHubプロジェクトページはこちら

⇒ https://github.com/microsoft/PowerToys

少しページを下にスクロールした所にある「Downloading & Release notes」のリンクの先がバージョン0.20のリリースノートとインストーラーなどのダウンロードのページになります。

こちらも少し下にスクロールした所にある〜.exeか〜.msiのファイルをダウンロードして実行することで、PowerToysを利用可能になります。

インストール直後にPowerToysは起動・常駐するようになりますが、一部機能はパソコンを再起動しないと動作しないことがあります。

新機能Color Picker

今回PowerToysに追加になった機能は、ペイントソフトやフォトレタッチソフトを使いこなしているユーザーにはおなじみと思われる「Color Picker」です。

Windows画面で起動して画面のどこの色でも拾ってカラーコードなどを表示することが出来ます。

起動は初期設定ならWindowsキー+Shiftキー+Cキー。

これでこんなカタチでポインタの先のピクセルの色を調べることが出来ます。

同時に16進数でのコードも表示してくれますのでWeb系の開発を行なっているユーザーも便利に使えると思います。

まだ使わない方が良さそうなKeyboard Manager

Windows 10でキーボードの割り当てを変更するにはレジストリの書き換えを行なう方法がひとつ。一応、このためのユーティリティがいくつも作られていて誤ってレジストリを壊す可能性は低くなっています。

が、本来であればPowerToysに実装されているKeyboard Managerのような機能で変更を行なう方が安全性は高いはずです。

ただ、バージョン0.20.1でもPowerToysのKeyboard Managerのキーマップ書き換え機能は完全ではありません。

比較的ニーズが多いと思われるCaps Lockキーの入れ替えが上手くいかないのです。キーボードの機種に依存するのかもしれませんが、Caps Lockキーのキーコードが上手く拾えないようです。

このためこの機能はここの修正が完了するまで利用は待った方がいいと思います。

設定の自由度が上がったImage Resizer

(ファイル)エクスプローラーの右クリックメニューから実行できる画像サイスの変更機能のImage Resizerは設定内容が増えてかなり柔軟な使い方が可能になりました。

JPEG形式なら圧縮の程度を調整できるようになって、画質重視とかファイルサイズを縮小すること重視、といった使い分けが可能になっています。

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